断捨離® | やましたひでこ公式サイト

断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

 

ホーム  /  断捨離体験談2017(命を守る断捨離)

命を守る断捨離

– ドンちゃん さん

 

私は、ごみ処理施設に勤務しておりまして、
住民の方が自己搬入でごみを持ち込み、
処分して帰る時のさっぱりしたような
笑顔を毎日みて、断捨離に益々興味を持ち、
8月に塾生になりました。

 

どうして、皆さんは、
不要な物を処分すると笑顔になるのか。
私の断捨離へのきっかけは、
ここにありました。

 

さて、これから体験したことは、
実の母のことです。
母は、30年近く心臓病を患い、
23年前に旦那(私の実の父)を亡くし、
がんばりすぎて、躁うつ病にも罹患しました。

 

それで、一人暮らしはよくないと思い、
10年まえから私の家族と同居をしました。

 

実家は解体したのですが、
母は捨てれない人なので、
同居にともないかなりの荷物を
我が家に持ってきました。

 

それもあり、我が家は物が多くなりました。

さて、一昨年、9時間かけて、
母は心臓の大手術をしました。
おかげ様で無事成功しました。
ありがたかったです。

 

そこから、母の断捨離が始まりました。
昨年、私が母に「お母さん、洋服全部捨てようか?」
母は、「え???捨てる??」とびっくり。
私は、「手術して生まれ変わったんだよ、
手術する前に着ていた洋服みるとどう思う?
昔の家にいたときのいやなことも思い出さない??
体調が悪い時思い出さないかな?」と、投げかけました。

 

そうしたら、母が「うん、捨てよう」と言ったのです。
そこから、一枚一枚洋服と向き合い捨てはじめました。

 

ただ、どうしてもこれからも着たい洋服があるので、
それは残しました。

 

母は「すっきりした。どうしてこんなにも
取っておいたんだろう~。昔さ、貧乏で育ったし、
いつか使えると思うともったいという気持ちが
あるから捨てれないんだ。」と。

 

母の心の奥を聞いた瞬間でしたね。

 

私の休日には、二人でデパートへ洋服購入。
この年で、おしゃれできるって幸せだ~。
生かせていただけることに感謝だねと
言うようになりました。

 

現在は、躁鬱の薬も飲まなくてもよくなり、
睡眠導入剤だけになりました。

 

母も引越し伴った物の処分も始めてます。
一つ一つ向き合うのでゆっくりではありますが、
捨ててます。

 

断捨離というのは、
人の命まで守ってくれる力があるのだと体験しました。

 

不要なものを捨てると笑顔になるのは、
心の整理もされるからだとわかりました。

 

本当にこんな体験をさせてくれた断捨離に感謝です。
これからも断捨離に励みます。

 

サイト内検索

 

 

記事一覧

 

 

 

断捨離®塾について

外部サイト