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私の未来は、私がつくる!

– 匿名希望さん

 

「やっと運命の人に出会えた!」

 

それが、断捨離の理念に出会った時の私の気持ちです。

 

子どもの頃から部屋の模様替えが大好きだった私。
他県に嫁ぎ、新築3年にしては新しさを感じられない
モノが多すぎる家での同居生活は、
自由をあきらめた気持ちでいっぱいでした。

 

徐々にそれはストレスとなり、
掃除や部屋の模様替えという大義名分で、
少しずつこっそりモノを処分していました。

 

しかし、それで姑と何度衝突したことでしょう・・・。
やがて、探し物が見つからない時は、
まず私が捨てたのではないか?と疑われるように・・・。

 

数回だけ使いしまいこまれたモノ、
新品のままの頂き物は、
私にとっては愛情を感じることが出来ないモノたちです。

 

モノを大事にしてきた姑世代の方たちの価値観もわかります。
が、私にとって不要なモノであふれる空間で暮らすことは、
とっても辛いのです。

 

自宅でできるお仕事を始めたので、
引っ越しも別居も出来ません。
たまにする模様替えやモノの処分が、
私のストレス解消でした。

 

そんな私も、密かに実行していることがありました。
それは、“週に2回の普通ゴミの収集日には、
なるべく袋をいっぱいにして出す。”

 

いっぱいの袋を指定の場所へ出した時の爽快感。
”スポーツジムへ行く時間はないから、
掃除が私の柔軟運動だ!”と思って暮らし、
自分なりにモノが少ない快適な生活をしているつもりでした。

 

姑との共有部分は、見て見ぬふりをして過ごしました。
“見なけりゃいいんだ、文化の違いだから・・・。”
と自分に言い聞かせて。

 

時は過ぎ、実家で過ごした年月と、
この家に嫁いでからの年月が半々になりました。
そして、49歳の誕生日を迎えました。

 

「次の四半世紀、自分はどのように過ごそう?
今よりももっと幸せに、楽に、そして時間を
大切に過ごしたい!貴重なこれからの25年間を、
要らないものがいっぱいの家で過ごしても
いいのだろうか?モノを減らせば、掃除だって
もっと簡単に終わるのじゃないかなぁ?
そもそも、いい嫁でいる必要があるのだろうか?
今の時代、同居しているだけで私って偉いじゃん!
もうそろそろ自由になってもいいよね~♪」

 

そう思いました。

 

そして、8月に誓いました。
「50歳になる1年後までに、環境を整えよう!
そして、きれいにして仕事ももっと繁栄させよう!」

 

まずは庭の草抜きを徹底的にしました。
「私がお庭をもっときれいにしたら、
何か変わるかもしれない。ここに嫁いだことを
土地神様に感謝されるくらいやってみよう!」
と思いました。

 

夏の暑い盛り、土日の朝早くから何時間も
草抜きを続けました。そして、平日の朝も始めました。
黙々と草抜きをしながら、“徹底的にきれいにする!”
を毎朝誓いました。

 

その思いが通じた第一歩なのでしょうか・・・?
掃除力の大切さのお話、そして、「断捨離」の
本当の意味に出会ったのです!
今まで聞いたり読んだりした時に
ひっかからなかったところが、
「腑に落ちた!」という感じでした。

 

コレだ!!!
「よーし!断捨離で人生が変わるなら、
今も不満はないけれど、もっと変えてみようじゃないか!
で、即実行!!

 

①11月までに 「家の中のモノを徹底的に減らす。」
②年末までに「モノが少なくなった家をピッカピカにする。」

 

姑のモノばかりでなく、私から見たら
主人や娘のモノもあふれています。
身近な人の協力がまず必要です。
わかりやすく2人に伝える必要があると思い、
こう宣言しました。

 

「今年こそ“年末ジャンボ”を当てる!
幸運を呼び寄せるには、まず掃除!
断捨離をして、私は一億円あてるから協力してね!」

 

週末に自分のモノをどんどん処分しました。
迷った時は、自分に言い聞かせます。
”これって本当に必要?これがないと不幸かな?
これがないと生きていけないのかな?“
ほとんどのものは、これで断捨離OK!

 

結婚してからのつらかった思いも、
モノの断捨離と共に捨てられました。

 

「今年の大みそかこそ、やりきれなかった感でなく、
きれいなお部屋で1年に感謝してゆったりと
気持ちよく過ごすぞ!」

 

そう自分に言い聞かせるうちに、
楽しくてウキウキして、
家のデトックスが加速していきました。

 

主人も娘も動き始めました。
朝、目が覚めると”今日はどこをきれいにしよう?“と、
ワクワクです。
ゴミ収集の日が待ち遠しくてたまらない。
粗大ごみセンターの職員さんが神様に見えました。

 

ある程度きれいになった頃、
姑に気持ちを込めて頼みました。

 

「今は、法事も外でやることが多いし、
大事なモノばかりと思うからもったいないけど、
少し減らしてもいいかな・・・?」

 

すると驚いたことに返事はこうでした。

 

「そうだね。もう使わないよね。自分で買ったものを
自分で捨てることはなかなか出来ないから、頼むよ。
捨てて整理する体力もないし。」

 

“よっしゃ~!!!”
予想外のことばに断捨離のすごさを感じましした。
奇跡です!

 

「これ処分していいかな?」
「あ~、そんなもんもあったねぇ」

 

私の唯一の収集品である書籍も、思い切って処分。
近くに大きな図書館も出来たし、
また読みたくなったら買おう。
きっと二度と読むことはない。
自分も進化しているだろうし、
世の中には読んでない素晴らしい本がたくさんある。

 

最後に、なんと子ども時代からのアルバムも
断捨離しました。たくさんあった生まれてから
結婚するまでの25年間の写真を、
薄い1冊のアルバムにまとめました。
思い出したくなる楽しい写真と、あとは記憶で充分!
私は未来に向かって生きているのだから。

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