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今のあなたの一番の課題は"あきらめる”ことね

– ロビンママさん

 

あの日、通院していた心療内科の先生から
さらっと言われた言葉。
私の中に衝撃が走りました。

 

何故なら、あきらめないで頑張ることが
正しいと思っていたから。

 

当時、わたしにはつらい体験があり、
睡眠障害に悩んでいました。
いくつかの病院を受診したのち、
この先生との奇跡的な出会いで、
症状は飛躍的に改善していきました。

 

あきらめるということは、
執着を手放すことでした。
”正しく生きる“という自分の執着が
私をがんじがらめにしていたのです。

 

一度結婚したら最後まで添い遂げなければいけない。
長男の嫁だから、義父母を自分が看取ることが当たり前。
子供たちにとって両親が揃っていることが一番望ましい。
自分の親を悲しませてはいけない。

 

挙げればきりがない、、、それから、
ほどなく離婚することが出来ました。

 

私と子供たちが、
持ち家でそのまま暮らすことになりました。
さあ、家にあるものを整理しなくては!
なのに、なかなか行動に移せない自分がいました。
思考が上手く回りません。

 

そんなときに出逢ったのが、
やましたひでこさんの断捨離の本です。
セミナーに参加するチャンスも掴みました。
ちょうど1年前でした。

 

セミナーは、目から鱗の一日でした。
「あきらめること、、、」
それは、執着を薄めること。
自分の内側を明らかにする作業の始まりでした。

 

無自覚で行動していたことのほとんどが
執着からだったのです。
自分の人生に覚悟を持って生きていく、
自らが決断しその結果を引き受けることで生まれる自由、
それが自分軸なんだと腑に落ちました。

 

今の自分にふさわしい暮らしをしたい。
今この瞬間を感じる訓練をしていこう。
毎日暮らす部屋、食器、身に着けるもの、
そのことを意識してモノを見渡した時、
心が痛み、最初は大変しんどい作業になりました。

 

見栄を張って買った鞄や洋服、
さみしさを紛らわすためのアクセサリーたち。

 

もう、勿体ないは浮かんできません。

 

自分の気持ちを大切にしよう、
いまの自分が心地よいものを選び抜ける
チャンスを頂けたんだ!と清々しい気持ちで,
家の中にあるモノたちと向き合うことが
できる自分になっていました。

 

わずか半年で、
こんなに家の中が愛おしく思えるなんて、
想像も出来なかったです。

 

ゆったりとした居住空間が生まれ、
そこからエネルギーを感じ、
同時にモノや人への執着がゆっくりと
無理なく薄まっていきました。

 

いまでは、家の中にパワースポットがある気がします。
どこにいても落ち着ける空間ができました。
モノが減ると、心が以前よりも豊かになります。

 

これは実際に体験した人ならきっと
すんなり理解できることなのだと思います。

 

自分が今、何を所有しているか
把握できていることで心が落ち着き、
自分で選び抜いたモノたちと日々暮らしている安心感、
そして自信を手に入れることが出来ました。

 

継続していくことが大切だと思いますが、
日々、インプットとアウトプットの思考回路が
潤滑に巡るようになっており、
楽しみながら続けています。

 

私が生き生き変化したことで、
身近な人への影響も徐々に表れて、
あんなにモノが捨てられないと言っていた実家の母が、
断捨離を始めたことがとてもうれしいです。

 

亡くなった父のモノを「ありがとう」
と言いながら手放しています。
そんな80歳の母の行動に心から感謝します。

 

 

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