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2021/11/08(月)

【やましたひでこ】変化への対応

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おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

11月8日、月曜日
<旧暦神無月四日>

昨日、立冬。
冬の始まり。

そうか、冬を迎えることの愉しみ。

いったい何だろう?

一番に思い浮かぶのは、炬燵(こたつ)!

けれど、実は、
炬燵を私の暮らしから断捨離して、
もう何十年も経っている。

おそらく40年以上か。

この炬燵を囲んでの団欒は、
とっても郷愁(きょうしゅう)があるのだけど。

足を温めていたはずなのに、
いつのまにか腰までとなり、
挙句の果てには首まで潜り
眠り込んでいる。

それに、炬燵があるばかり、
床面の掃除が行き届かなくなる。

ホコリや汚れが溜まるままに。

そう、怠け者の自分が、
そう、面倒くさがりの自分が、

呼び起こされて、
目覚めて、
蠢きはじめる。

それが、炬燵が持つ私にとっての負の側面。

でも、決して、炬燵に罪がある訳ではなく、
どこまでも、かつての「私と炬燵の関係」が、
このようなものであったということ。

さてさて、
ライフスタイルの変化は目覚ましく、
昭和の暮らしには必需品であったはずの炬燵が、
今、どれほどまでに家庭で用いられているのか
知るよしもないけれど。

もしかして、絶滅危惧種品?

なのに、なぜ、
こんな記事を綴っているかといえば。

断捨離のTVロケで伺った70代の独居暮らしの
女性のお宅で、脚が折れたままの炬燵を
部屋の隅のモノの山の中で発見したから。

いったい、どのくらいの期間、
そこに放置され続けているのだろう?

おそらく、30年以上?

だとしたら、この女性宅の空間は30年
時間が止まったまま。

そう思わざるをえない有様は、その炬燵に
限らず、そこかしこに過去の生活の残骸が
堆積していた。

変化に対応していない、できない生活。
変化に対応していない、できない身体。
変化に対応していない、できない意識。

それが、人生の差となっていることに、
大きな違いとなっていることに、
私たちは、どうやら気づかないようですね。

ああ、あまりにも。

有難うございます。

あなたにとって、
わたしにとって、
最善最良最高の道が
用意されますことを。

やましたひでこ

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◎編集後記
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私も子どもの頃、こたつに一度入ると、
ずっと入りっぱなしでそのまま寝てしまい
よく母に怒られていました。

でも、家族でこたつを囲む時間が好きで
今となっては、とても良い思い出です。

そのこたつは今も実家の和室にあります。
でも、それはもう何年も使われることはなく…

こんな風に、昔は大活躍していたモノでも
時間が経過することで出番がなくなるモノ
がありますよね。

もしかすると、あなたのお家にも
そんな何年も眠っているモノがありませんか?

時が経てば、家族構成や状況も大きく変わります。

その変化に合わせて、ぜひ家具など
大きなモノたちも今の自分に合った最適なモノに
アップデートしてみてはいかがでしょうか?^^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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