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2021/09/24(金)

【小松易】「もどかしさ」の正体

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

コロナ禍で様々なことが制限されています。

生活や仕事で、それぞれの
「もどかしさ」を感じ、
お過ごしの毎日ではないでしょうか。

片づけにおける「もどかしさ」のひとつは、
分かっていても〇〇できないこと。

あなたの〇〇は、なんですか?

〇〇の代表格は、いうまでもなく、
「捨てる」でしょう。

捨てたくても、捨てられない。
手放したくても、手放せない。

片づけ、整理・整頓の重要性は
本を読んだりして、
分かってはいるのに上手く行かない。

まさに、もどかしさの典型と
言えるでしょう。

今から18年ほど前。
「かたづけ士」と名乗る数年前のある日、
都内で一人暮らしという、
30代男性Aさんの部屋の片づけサポートに
訪れました。

ドアを開けたその瞬間に、
「すみません!
 どこに靴を置いたらいいですか?」
と思わず質問してしまうほど、
足の踏み場がないその部屋。

中に進むと、なぜか廊下に飲み終わった
コーヒーの空き缶が落ちていたので、
また思わず、
「この空き缶捨ててもいいですか?」

いまなら恐らくしないであろう
質問を思わずAさんにすると、
即座に返答がありました。

「それは、捨てずにシンクに
 持って行ってください!」

「すぐに捨てたらいいのに」
と思いながら、シンクに持っていくと
ギッシリと空き缶が並んでいました。

「空き缶はしっかり洗ってから
 捨てます!」

Aさんにキッパリそう言われました。

さらに、
「服は全部、しっかり洗濯か、
 クリーニングに出してから捨てます!
 汚れたままはあり得ません。」

駆け出しの私がこの日学んだことは、
人にはその人なりのやり方、
すなわち「流儀」があるんだ
ということでした。

そして、その流儀が「良い」「悪い」
では決してなく、
(つい思いたくなりますが・笑)

それが今も「新しい」か、
すでに「古い」ものなのか?

その見極めこそが大切。

なぜなら、
古い流儀が生活の「詰まり」を形成し、
気がつけばその詰まりを手放すことを
難しくさせてしまうからです。

さて、さきほどのあなたの
〇〇はなんですか?

やはり、捨てられない、
手放せない、でしょうか。

だとすれば、その「もどかしさ」
の源泉はどこから来ていますか?

自分自身の古い流儀にリンクした詰まりを
発見すれば、これまでにない
「捨てっぷり」を発揮できるのです。

ぜひ一度、考えてみてください。

さて、じつは来月その源泉を見極めることを
テーマにしたワークショップを
行うことになりました。

ぜひその極意を学びにいらしてください。

なんとなくわかるけれど、
他の人と一緒に学びたい、
そんな方もぜひお待ちしています。

詳細はこちら

その後、Aさんは自分の流儀を
多少貫きながらも(笑)、
徐々にそれも手放して、
最後には見違えるような部屋と、
すてきな彼女を手にすることができました。

今日は「かたづけ士」になることを決意する
キッカケとなったエピソードを
紹介させていただきました。

いつもあなたを応援しています!

小松易

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

私の場合、色々なモノを
手放していく中でも、なかなか
減らなかったモノが洋服でした。

「なるべく同じ服を着たくない」という、
こだわりから、どうしても服の量が
多くなっていました。

でも、ある時から、
レパートリーよりも1着1着への
こだわりの方が大事だと思うようになり、
量ではなく質にこだわるようになりました。

そうすると、
クローゼットの中がスッキリするだけではなく、
着ている時の満足度も格段に高まりました。

こんな風に、誰しも何かしらの“こだわり”を
持っていると思いますが、そのこだわりは、
果たして

・今の自分の価値観に合ったものなのか、
・昔からの流れでなんとなくしていることではないか、

など、改めて見直してみると、
手放せることが案外たくさんあるかもしれませんよ。

ぜひ、チェックしてみてくださいね^^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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