断捨離® | やましたひでこ公式サイト

断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

 

ホーム  /  【小松易】一番効果的な片づけ法

2021/09/17(金)

【小松易】一番効果的な片づけ法

カテゴリー:.新着情報, メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

ビジネスにおいては、どうしても
東京と地方で格差が生じてしまいがちです。

東京には人もモノも情報も
最新、一流のモノが集まってくるからです。

オンライン化が加速する中で
少しずつその格差は
解消しつつあるのかもしれません。

それでも、仕事熱心、勉強熱心な人ほど、
その差を埋めようと情報や資料収集に
熱心になりがちです。

結果、書籍が積読になっていたり、
勉強会の資料が溜まっていたりと、
こまめに整理整頓しないと
キャパオーバーになりかねません。

以前、片づけコンサルをさせていただいた
経営者の方もまさにそのような状態でした。

ある歯科クリニックの経営者。

私の書籍を読んで
問い合わせをくださったその男性のお悩みは

「自宅の書斎が片づかない」
「忙しくて片づける時間がない」

というものでした。

自宅にうかがうと、
確かに山のような書籍の数々。

いつも通り、まずはヒアリングから
コンサルを始めてみると
書斎が片づかない原因が
あきらかになってきました。

とても勉強熱心で、
情報収集にも余念がないこの方の自宅には、
毎月大量の書籍が届いていたのです。

定期購入の雑誌、会報誌、
経営者向けの情報誌etc…。

そこで、一度、
1カ月でどのくらいの書籍が届くのか
リストを作り、可視化してみることに。

その時点であらためて
要・不要を判断し、
不要なものは登録解除、
つまり「元を断つ」方法を取りました。

さらにヒアリングをしていくと、
また新たな一面が。

「地方にいるため黙っていても
情報が入ってこない」という思いから
つい、手当たり次第“書籍の収集”や
“勉強会への参加”を
してしまうという「習慣」があったのです。

すると、勉強会で配布された
テキストや資料が増えるだけでなく
都心に出たついでに…と、
大型書店でまた書籍を買ってしまう
という悪循環。

勉強会に行くたびに読むべき本が増え、
スペースはおろか、プライベートの時間まで
もが、ほとんど埋め尽くされていました。

そこで今度は、
「勉強会」も一度ふるいにかけ、
本当に行くべきものだけを
厳選しなおしてみることに。

すると、あれほど無いと思っていた
「時間」が生まれたのです。

自由な時間が生まれたキーポイントは2つ。

まず、モノが増え続ける
「元」を断ったことにより、
片づけるべき対象が少しずつ減り、
適量になっていったこと。

そして、モノに限らず、
勉強会など自身の行動も「取捨選択」を
意識するようになり、外出が減ったこと。

ちなみに、コロナ禍の最近でいうと、
無料&有料の「オンラインセミナー」
の機会などが取捨選択の対象に
なるかもしれません。

さて結果、ゆとりの時間を
身の回りのマネジメントに
あてられるようになっただけでなく、
クリニックの経営のことについてなど、
本来じっくりと時間をかけるべき課題にも
取り組むことができるようになりました。

もちろん、当初の目標だった
書斎は、見事にスッキリ!

続けて、スタッフ向けの指導も!と、
ご希望いただき
後日、クリニックのスタッフを
対象とした片づけセミナーを
実施させていただきました。

その後は、モノが多かった
カウンセリングルームなど
院内の片づけにも成功。

「小松さんに見せたいくらいです!」と、
電話ヒアリングの際に、
うれしそうに報告していただけました。

いかがでしたか? 

一番、効果的な片づけが
「元を断つ」ことです。

なんとなく買ってしまっているモノがないか
今一度、見直してみましょう。

いつもあなたを応援しています!

小松易

★【御礼】おかげさまで満席になりました!
多数のお申込みありがとうございました。
日本の中小企業を「かたづけ」で応援する
「片づけ戦略オンラインセミナー」
https://tinyurl.com/wtaynyrk

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

「元を断つ」ことは大事ですよね。

私の場合、
ガスや電気などのインフラ関係や
金融機関などのお知らせは、
全てデジタルで見られる
ようにしています。

これによって、
知らず知らずのうちに増えてしまう
書類を減らすことができています。

他にも、多い時は毎月何十冊も
増えていた紙の本をやめて、
電子書籍に変えました。

こんな風に入ってくる
モノの量を減らすことで、
封筒や段ボールを片づけたり、
本を取捨選択して捨てる手間が
なくなりました。

もしかすると、あなたも
普段当たり前にしていることを
見直してみると、片づけ自体を
もっとラクにできるかもしれません。

ぜひ、チェックしてみてくださいね^^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

メールアドレス(必須):

 

下記の注意事項に同意の上、お申し込みください。

 

 

執筆者一覧

 

 

 

最近の投稿

 

サイト内検索

 

 

記事一覧

 

 

 

断捨離®塾について

外部サイト