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2020/12/04(金)

【小松易】最適な情報量とは

カテゴリー:.新着情報, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

先日、東洋経済オンラインで
こんな記事を読みました。

仕事が遅い人が陥りがちな「情報過多」の大弊害
一流人ほど「リサーチに時間をかけない」理由
https://toyokeizai.net/articles/-/375810

この記事によると、
さまざまな実験や科学的なデータから
人が何かを選ぶときには
「情報が多い」場合よりも
「情報が少ない」場合のほうが
より正しい判断ができる
ということがわかったそうです。

情報が多すぎると、目移りしてしまい
正しく優先順位をつけて、
合理的に選択するという作業が
しにくいということでしょう。

さて、ここでみなさんに問題です。

「整理(減らす)」と「整頓(配置する)」は
どちらから始めるのが効率的でしょうか?

正解は「整理」が先。

「整理・整頓」という言葉が示す通り、
まずは「整理」からなのです。

その理由は、ずばり、モノが減ると
あとで行う整頓が楽になるから。
さらにいうと、極限までモノを減らせば、
整頓は最低限で済むようになるからです。

極論すると、常に整理する習慣だけで
なんとかなる、というわけです。

とは言っても、ついついモノだけでなく
情報は「入るモノを拒まず」。

そして「あればあるほど良い」
と考えてしまうのが私たち。

しかし、優れた経営者は、言うなれば
「無駄な情報はできる限り拒み」、
「なければ、ないほど良い」という思考法なのです。

つまり、いかに「身軽に」できるのか
を常に考えているのです。

アメリカの元国務長官、コリン・パウエル氏は、
「私は3割の情報で決断をくだせる」
という言葉をのこしています。

ついつい考えがちな
「とりあえず、とっておく」、
「情報は集められるだけ入れておく」ではなく、
いかに最小限で効果的な判断を下せるか?

パウエル氏曰く、まずは通常の7割減の
「3割の情報量」が目安ということです。

まずは「3割の情報量」で
留める練習をしてみましょう。

次に、「3割」を目安に
決断を始める練習をぜひ
実践してみてください。

ちょっと自信がない方は、
まずはリスクの低い決断から
徐々に始めていってください。
 
ある知り合いの経営者は、
お昼のランチを決めるときは
最低限の情報で決めるように
しているのだそうです。

つまり、
「初めに目に入ったメニューを頼む」
から始めたのだとか。
 
こんな身近なことから
始めるのもいいですね。
考えるだけで何もしないより、
できることから動いてみましょう。

最後に、パウエル氏はこうも言っています。
「8割以上あるようでは多すぎる」

すり切り一杯(10割)ではなく
最低でも「8割主義」で行きたいものですね。

今週、まずは「8割」を意識して
デスクの引き出しやクローゼットの
「8割収納」を目指してみましょう!

いつもあなたを応援しています!

小松易

★YouTube『かたづけ やっちゃんねる』

今回はいつもと趣向を変えて
お客様からのご質問にお答えする回にしました。

片づけができる人と仕事ができる人の関係とは。

今回のおススメは、コチラの動画です。

【動画】片づけができる人と仕事が
できる人の関係をかたづけ士が解説!

ぜひご覧ください!

今後も皆様の質問にお答えしていきますので、
何か質問などございましたら、
ぜひ「YouTubeチャンネルのコメント欄」に
お待ちしています。

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
http://www.sukkirilab.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

私も、仕事でリサーチをすればするほど
混乱してしまうことがあります。

情報は、集めようと思えば
いくらでも集められるので、
キリがなくなってしまうんですよね、、

「3割の情報量」で判断するというのは
不安を感じますが、やってみると
意外な結果が得られるのかもしれません!

ぜひ、今日から
情報の断捨離も実践していきましょう^ ^

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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