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2020/05/29(金)

【小松易】とにかくできるだけ具体的に

カテゴリー:.新着情報, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

人々の心がギスギスしがちな今、
書家であり詩人の相田みつをさんの
詩が再注目されています。

うばい合えば

うばい合えば足らぬ
わけ合えばあまる

相田みつを

東日本大震災のときにも人々の心を
慰めたこの詩が、コロナ禍の今SNS上で
「相田みつをの心が欲しい」
「相田さんの詩で心に余裕が生まれた」
という感想と共に多くシェアされています。

私の好きな相田みつをさんの言葉に

『とにかく具体的に動いてごらん
 具体的に動けば 具体的な答が出るから』

というものがあります。

今日はこの言葉にちなんだ
片づけの話をしたいと思います。

片づけには、

『前(ぜん)』『中(ちゅう)』『後(ご)』

という3つのタイプがあります。

『中』のタイプは、
片づけがいつも途『中』で迷走したり、
挫折したりする傾向にある人のこと。

なぜ、途中で挫折してしまうのか?

その理由の一つが、
ついやみくもに片づけてしまい
うまくいかないというのです。

先送り型の『前』タイプの人から見れば、
「やみくも」であっても、
「とりえず」行動を起こしてみるのは、
素晴らしいことだと思うでしょう。

ところが、
その「とりあえず」がうまくいかない場合
にちょっと見直したいのが
先の相田みつをさんの言葉にもあった
「とにかく具体的に動いてごらん」
なのです。

ではまず、次の質問を
自分自身にしてみてください。
いわゆる「セルフコーチング」です。

質問1
「今日これから片づける“場所”は
 具体的ですか?」

もし、この質問に対するあなたの答えが
「リビング」や「キッチン」という
部屋やコーナーの名前が挙がり、
かつ、片づけがうまくいかないのならば、
一度、片づける「場所」の設定の仕方自体を
見直してみてください。

つまり、片づける場所を
「リビング」と言いたいところを
もうすこし小さく絞り込んでみます。

たとえば、「ソファーの上」とか、
「テーブルの上」という具合に、
変えてみるということです。

えっ?
「テーブルの上」にしても
いつもうまくいかない?

その時はさらにフォーカスして
「テーブルの上、右半分(左半分)」
にしてトライしてみると良いでしょう。

さらに、もう一つの質問で
さらに「具体的に」してみます。

質問2
「今日の片づけ“行動”は、
 具体的に絞られていますか?」

あなたが今日出したものを
単にモノを「しまう」片づけではなく、
しっかり部屋を「リセット」するような
“大かたづけ”にトライしようとしている場合、
とるべき行動は大きく2つに分かれます。

それは、
1.整理(厳選)
2.整頓(配置)

以上2つです。

そして、このメルマガで
繰り返し言っていて、
何度言っても言いすぎることはない
大切なポイントがあります。

それは、
「まず、整理、そして整頓」
という順番です。

一部屋、一コーナーごとに
整理を徹底し完了したら、
いよいよ整頓に移ります。

今日、あなたが行うのは、
どちらの片づけですか?

セルフコーチングのコツは
とにかくできるだけ具体的に
表現してみること。

その理由は、もちろん、
いますぐ「具体的に」動くことが
できるからです。

相田みつをさんが言うように
具体的な行動は、具体的な答え、
すなわち、なんらかの結果を
もたらしてくれるのです。

結果とは、
私たちが次なる行動を起こす
「気づき」、「ヒント」そして「力」など。

さて、今週末は2つの質問を使って
いますぐ行動してみましょう。

いつもあなたを応援しています!

小松易

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
https://sukkirilab.com/lp/

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

確かに何か行動をする際、
どれだけ具体的にできているかで
達成の度合いが変わってきますよね。

先日、朝の番組で
ミシュラン一つ星のシェフが
家でできるレシピを教えるという
コーナーがやっていました。

その中で、シェフは、
「いかに、出来上がりの味を
イメージできるかがポイント」
とおっしゃっていました。

片づけにおいても、
どんな空間にしたいのか、そのために、
まず最初は何をしたら良いのか
といった視点で考えられれば、
行動を起こしやすくなるかも
しれませんね*

間中亜衣

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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