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2020/02/21(金)

【小松易】「モノの適量」を見極めよう

カテゴリー:.新着情報, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

最近、ダンボール1つから
預け入れが可能なトランクルーム
サービスが人気だそうです。

トランクルームが増加している
背景の1つには、
都市部に移り住む人が増え、
家の床面積が小さくなっている
ことが挙げられます。

確かに、トランクルームサービスは、
狭い自宅内で収納スペースが足りない、
収まりきらないという人にとっては
便利なサービスでしょう。

しかし、かたづけ士の視点から
あえて言わせてもらうと、
片づけのスタートは、
「今持っているモノを適量にすること」です。

収納スペースが足りないからといって、
収納BOXを増やしたり、
トランクルームの利用を検討する前に
まずは徹底的に、
「モノの適量」を見極めましょう。

その手段は、
要るモノと要らないモノに分けて、
要らないモノを減らすことです。

片づけても、気が付いたら
身体も頭もカチンカチンに固まって
すぐ「フリーズ」(笑)してしまう人は
次の「整理の4つのステップ」を試してみてください。

step1「外に出す」
step2「分ける」
step3「減らす」
step4「しまう」

そして、上の4つのステップの中で
片づけの成功を左右するポイントが
1つあります。

それは、step1の「外に出す」です。

「外に出す」なんて、改めて言うには
かなり些細な動作とも言えますが、
人は片づけるとき、ついそのまま
「間引いて」しまう傾向にあります。

ところが、それではしっかり
リセットすることは難しいのです。

実は私自身、この仕事を始めたころは
step2から4で指導していました。

つまり、
step2「分ける」
step3「減らす」
step4「しまう」

ところがある日、
クライアントの主婦Aさんから

「今日は冷蔵庫の片づけというのは
わかっているけど、どうしたらいいか
が分かりません!」

と電話でSOSコールがありました。

「いや、片づけなんだから、
まず「要るモノと要らないモノに分けて。。。」

「それは分かってるんですが、
どの食品も使えそうな気がして・・・」

と埒が明かない状況。

そこで、半ば苦し紛れに
私の口から出たのが次の一言。

「Aさん、じゃあ、まず冷蔵庫から食品、
全部出してみましょう。とりあえず!」

1時間後、Aさんから報告の電話がありました。

「言う通り、外に出したら、
何が入っているか一目で分かって、
しかもなぜかかなり捨てられました。」

大切なのは「今日はココだけ」と絞り込むこと。

そして、「外に出す」ことで
本当の片づけが始まるのです。

じつは外に出すと、
見えないものが見えてきます。

もうすこし正確に言うと、
見ていなかったものが
見えてくるのです。

自ずとあなたの「視界」が広がるのです。

モノがすべて俯瞰でき、
しっかり一つ一つと向き合うことができて、
結果、分別効率がアップします。

そしてもう一つの効果は、
何より自分の中に「減らす覚悟」が出てくるのです。

上手くいかなければ、
いつも何気なく無意識でやっている動作や行動を
あえて見直してみる。

その1つが「外に出す」という動作なのです。

今週の片づけは、まず「外に出す」ことから。

ただしくれぐれも、家中のものを
いきなり全部出さないこと(笑)

いつもあなたを応援しています!

小松易

★お知らせ★
~かたづけとは、今の自分を認め、
過去を完了し、新しい未来を創ること~
4月に「かたラボ1DAYワークショップ」を開催します。
https://sukkirilab.com/20200425workshop-seminar-info/

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
https://sukkirilab.com/lp/

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◎編集後記
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仕事が一杯いっぱいでパンク寸前!
になってしまった新人の時、
先輩にアドバイスいただいたことが
「紙に全部のタスクを書き出してみる」ことでした。

内心「その時間すら勿体無いです><」と思いながら
書いて視覚化してみると、不思議と冷静になれて
軌道修正できたことを思い出します。

出して、俯瞰することって大事ですね!

宮永笑子

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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