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2019/12/27(金)

【小松易】あなたの来年のテーマは何ですか?

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

今年一番泣いた映画は
リバイバル上映で公開された
「異人たちとの夏」。

いまから31年前に公開された
大林宣彦監督の傑作の一つです。

劇中、そのまんま落語家役で登場した
桂米丸さんのこんな「まくら」がありました。

人間は朗らかに笑うのが、
健康のためにとても良いという。

ただ落語をお聞きになる方の中には
すぐに笑う人ばかりではない。

ちょっと間をおいてから
お笑いになるかた。

落ち着いた方になると
ここで笑わないで
うちへ帰ってゆっくり笑う人もいる。

それも夜中の2時ごろ
布団の上に起き上がって
「ワハハハハ」

この落語の「まくら」で
ふと思い出した人がいました。

中学生のころ
同じクラスだった女子、Aさん。

席が隣になった時に
Aさんのノートが
とっても気になりました。

なぜなら、Aさんのノートに
書かれてあった文字が滅茶苦茶、
雑だったからです。
字が下手というよりも、
とにかく雑。

人のことなんだからよせばいいのに
ある日、意を決してAさんに
こう尋ねました。

「Aさん、このノートで大丈夫なの?」

Aさんは平然とこう言いました。

「大丈夫。あとでうちに帰って
全部キレイに書き直すから」

しかも彼女曰く、
「清書用のノート」が家にあるという。

人に対して割とおおらかなタイプでしたが、
その時ばかりは強くこう言いました。

「絶対ない!」

もちろん、自分の心の中で(笑)

笑うタイミングも
ノートを清書するのも
もちろん、その人の自由ですが

片づけに置きかえると、
ちょっと話が違います。

数日前にある企業の研修で
自他ともに認める片づけ上手の方がいました。
その会社の営業部長だという男性。

コツを1つ教えてくださいと
お願いすると、平然と一言、

「すぐに捨てます」

何気ない一言に
2つの極意が込められています。

1つは後半の「捨てる」ですが、

その前に「すぐに」を添えられる人って
意外に少ないのです。

「すぐに」と「捨てる」

言い換えると、
「よいタイミング」と「よい判断」

じつは、私自身も苦手な分野です。

だからこそ、よりレベルを
上げていかなければと
常に関心が高い分野です。

冒頭の桂米丸さんは
最後に言ってました。

「すぐ笑うほうが まあ
健康のためによろしいそうです」

いよいよ今年もあとわずか。

私の来年のテーマは
「早さと軽さ」

価値観が常に変化する時代に
しなやな対応ができる自分を
イメージしてこのテーマです。

あなたの来年のテーマは
なんですか?

今年も1年、読者でいていただき
ありがとうございました。

来る2020年もどうぞよろしく
お願いいたします。

いつもあなたを応援しています!

小松易

◆かたづけを通して人生を変えるコンサルティング
「スッキリ・ラボ」
https://sukkirilab.com/lp/

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

通勤バスの中などで機嫌の悪い
幼い子や赤ちゃんを見かけると
つい、面白い顔をして
笑わせたくなる癖があります^^

先日出会った子はなかなかの上級者。
なんと私の方が逆に笑わされてしまい
一本取られて悔しい思いをしました笑

笑う角には福きたる!
よいタイミングで、たくさん笑える
2020年になりますように。

宮永笑子

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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