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2019/12/02(月)

【やましたひでこ】2019年の「始末」あなたはどうする?

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

12月2日、月曜日。
<旧暦霜月六日>

12月となりまして。
さあ、後ひと月、今年の始末に
追い込みをかけなくてはなりませんね。

けれど、一方では、
来年の予定もどんどんと進んでいる訳で。

始末と準備、まるで相反することを
同時にすることは、なかなか難しいもの。

なぜなら、今年と来年、
2019年と2020年、
令和元年と令和二年、

エネルギーの種類が
あきらかに違うはずだから。

だからこそ、何を、どれを、誰を、
あるいは、どれだけ、どれほど、
どこまでを、来年へと引き継いでいくのか、
思案のしどころでもあるのです。

要するに、年内に始末をつけて
おかなくてはならならないことを怠れば、
それらを新しい年に
持ち越していくことなってしまう。

それはまるで、
要・不要を明快に選別することなく
引っ越しの荷造りをしてしまい、
せっかくの新居に梱包が解かれることのない
ダンボールがずっと積まれたままとなるのと同じ。

そう、年を越すということは、
すなわち、「時の引っ越し」ですからね。

ところで、私たちは、
何をしようかと思うのと、
何をしないでいようかと思うのと、
その比重には大きな差があることを
あまり意識はしていないですね。

そうですね、
何をしようと思うのは愉しいけれど、
何をしないでいようと思うのは、
決して愉快なことではなく。

あるいは、これも同じこと。
何に取り掛かろうかと
考えることは懸命にするけれど、
何を止めようと考えることは面倒なのでしない。

結局、「モノ」だけではなく
「コト」に対しても、
感情も思考も「引き算」は不得意。

しないでいようと思うことも、
止めようと考えることも苦手なのですね。
だから、「足し算」に終始するのです。

まして、それが「ヒト」、
人間関係の「引き算」となればなおのこと。

付き合いをしないでおこう、
関係を止めようとするのは、情もからみ、
損得勘定も当然ながら湧いてくるので厄介。
それに、相手の感情、相手の思惑もあって難儀。

ならば、その厄介と難儀を
味わうことを避けるには、
持ち越していくのが一番の対処法のように
みなしてしまうのです。

そして、自然に疎遠となることを目論んだり。

でも、それで上手くいく場合は、
もともと関係が希薄な場合のみ。

密度の濃い関係であれば、そう、
思い通りにはならないことの方が大抵ですね。

さあ、ここで、
もう一度確認しておきましょう。

新しい2020年という「新居」に、

どんなモノをどれくらい持っていくか、
どんなコトをどれくらい連れていくか、
どんなヒトをどれくらい伴っていくか、

それを決断するのは、
2019年にいる、12月にいる今の内、
引越し前に始末をつけておくことが肝心。

間違っても「新居」に
持ち越そうとはしないこと。

それは、開けることのない
ダンボール箱のごとく、積まれたまま、
つまり、始末されることなく
放置され続けることになる。

なぜなら、
新しい年には新しいエネルギーがあり、
それに見合ったことをする方を
優先してしまうからですね。

始末は今、ここで!

お判りですね、「始末」とは、
新たな「始まり」を呼び込むために、
年の「末」にするものであることを!

さあて、今月のあなたも、今週のあなたも、
今日のあなたも、断捨離でごきげんさまにて。

やましたひでこ

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◎編集後記
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断捨離メルマガの執筆陣が一堂に会し
毎年年末に開催している断捨離祭り。

何年も断捨離に励んでいるベテランさんから、
「まだ始めたばかりで全然進んでません…」
という初心者の方まで、ダンシャリアンが大集合し
1年の労をねぎらうイベントです。

2019年に始末をつけ、
2020年に向けて断捨離を加速させるきっかけに
是非、断捨離祭りへご参加ください!!

詳しくはこちら

宮永笑子

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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