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2019/07/12(金)

【小松易】「●●」から始める片づけのコツ

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

こんにちは。
かたづけ士の小松易です。

「今でも片づけを開始する際は、
 ホワイトボードに“書いて”から
 行っていますよ。」

先日10年振りで再会した
片づけセミナーの受講生から
言われた言葉。

「書いて始める」

こう聞くと、なんだかちょっと
面倒くさそうなメソッドの
匂いがしますね(笑)

でもこれ、かなり効果ある
方法なんです。

「書いて始める」片づけ。

じつはこのヒントは、
10年以上前に放映された
NHK「ためしてガッテン」。

テーマは「集中力アップ」でした。

ある製造業の工場で
製品の検査をするAさん。

番組の実験で彼女には
「あること」をしてから
検査をしてもらいました。

結果、Aさんは普段より1.5倍の
製品を検査することができたのです。

「あること」とは、
「小さな目標を書いて」
から作業することでした。

書き方にもコツがあり、
「1時間800個以上検査」が目標の場合、
これをそのまま書くのではなく、

あえて小さく刻んで、
「10分で130個以上検査」
のように書くのです。

そして、書いたものを必ず
作業する机の前に置いておくのです。

これを私は早速片づけに
応用しました。

やはり時間は「1時間」よりも
「10~15分」程度に刻みます。

「1時間でデスク全体を整理する」
よりも、
「15分で右上の引き出しの中を整理する」

と書くのが良いです。

出来ればもう一歩、
さきほどの例に習って、

「結果、引き出しの中に
 2割の空きスペースができる」とか、

「結果、使う筆記用具は5本にする」など、

「ゴールイメージ」を数字などを混ぜて
より具体的に表現すると理想的です。

番組では書く文字にも
アドバイスがありました。

「印刷せず、直筆で」

人は自分の書いた文字に
より脳が反応するそうです。

ぜひ直筆で書きましょう!

そうなると紙に書くのもいいですが、
冒頭の「ホワイトボード」は何度も使えるので
より良いアイテムになるでしょう。

小さいホワイトボードは
今や100円ショップで
カンタンに手に入る時代。

小さな投資で大きな成果、
ゲットしてください。

人はどうしても
忘れがちです。

気が付くと「別なこと」
やってませんか?

そもそも言ってる私がそうです。
忘れてスマホいじっちゃいます(笑)

そのときこそ、ちょっとした
「忘れない仕組み」でさらに
一歩前進してみてください。

片づける前に
書くとよい項目をまとめます。

1.片づける場所(小さめで)
2.開始時刻と終了時刻(10~15分間)
3.終わった時の状態(ゴールイメージ)

そして、頑張った自分へ

4.ごほうび

これがさらに効果をあげる
最後のポイントです。

「MYホワイトボード」に
宣言した片づけを完了して
コーヒーを一杯。

間違いなく、格別な“ごほうび”
になりそうですね。

「書いて始める」片づけ、
ぜひ一度お試しください。

いつもあなたを応援しています!

小松易

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◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

確かに、書いてしまったら
片づけざるを得なくなりそうですね。

最近、家のガス台の五徳が汚れていたり
キッチンが雑然としていて
見て見ぬ振りしています(汗)

なので、紙に書いて、
ご褒美に美味しい和菓子を用意して
一気に片づけちゃおうと思います!

宮永笑子

PS
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What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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