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2016/06/02(木)

【やましたひでこ】思い出の残骸グッズ

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

水無月6月2日、木曜日。
<旧暦四月二日>

なんと、もう6月だわ…びっくり。
いったい、この1月から5月まで
何をしていたか訝しいような、
悔いるような、、、。

あらら、スミマセン、冒頭から、
こんな情けないことを書きまして。

ところで、今日のメルマガは
中国北京から。8度目の中国、
3度目の北京、もちろん、
今回の訪問目的も断捨離行脚。
7億人のネットユーザーを持つ
ある中国企業の取材を受けるため。

うーん、7億人ねえ。中国は、
たしかに母数が大きいからね。
いつも単位が違うことに驚くばかり。

それでも、悩みは共通しているもので、
あれもこれもとドンドンとモノを
取り込み、なんでもかんでも押し込めて、
にっちもさっちもいかないという、
片づけに悩む家庭ばかり…。

そうか、あれだけ爆買いに励む
国民性なのだからと、さぞや、
モノが溜め込まれているだろうと
頷きかけて、いやいや、まてまて、
押し寄せる大勢の中国の人たちの
爆買いに堪えられるほど、日本には
たくさんのモノが売っているのだ、
という実態に気がついた私。

つまり、爆売り!

爆買いができるのは、爆売りがあるから。
爆売りができるのは、爆買いがあるから。

いやはや、良くも悪くも
お互いさまなのですね。

だとしたら、もしも、中国の人たち
の爆買いに眉をひそめているならば、
同じように、日本の爆売りにも
眉をひそめなくてはなりません。

だって、日本を訪れる中国の人たちは、
日本には溢れるほどにモノが売って
いるから買い物に励むわけで、これが、
なにも売っていない所を訪れたの
ならば、こんなにも買い込むことは
しないし、できないはず。

言うなれば、顰蹙を買うような
爆買い行動に大いに加担?も貢献?も
しているのが、自分も含めた私たち
日本人ということになるのでしょう。

そう、何事も、一方的な批判が
できる立場に居るのか、居ないのか、
と言ったところ。

それしても、旅先での買い物はとても
愉しいもの。普段、目にすることのない
モノたちに、大いに心惹かれるのは無理
もないことのように思う。

事実、私も昨年の11月、北京に招かれ
た時、TV局のインタビューで、
「この北京で何をしたいですか?」と
質問されて、冗談半分に「爆買い!」
と答えたら、なんと、中心部の書画
骨董品ばかりを売る店舗が立ち並ぶ
通りに、買い物に連れ出してくださる
ことになった。

テレビのロケ隊を従えての買い物。
残念ながら、私の手に届くような
書画はなく、「元」で書かれた値札を
日本円に換算しながら、えっ、
この水墨画、三千万もするの!
えっ、嘘でしょ?と、ため息を
つきながら眺めるだけ。

結局、表通りを外れた路地裏で、
いかにも、うさん臭そうな店主一人
の小さな店で、「新しい骨董品」を
手にすることになる。

それでも、店主との身振り手振りの
値切り交渉は面白いもの。けれど、
日本に持ち帰れば、案の定、
どれもしょうもないガラクタたち。

さあて、どうする、断捨離のやました
ひでこさん?なんて、自分に突っ込み
をいれてみたりしながら、お粗末な
戦利品を前に笑う私。

でもね、私は思うのですよ。
旅先の買い物とは、体験の買い物。
お金はモノに払ったのではなく、
買い物行動に支払ったものなのですね。

そう、つまりモノを手にした時点で
十分満足。

だから、私は、いつまでも、その
モノたちを引きずることなく、
溜め込むこともなく手放していく。

旅には、旅の思い出の残骸たちが
つきもの。

だからといって、私は、旅先で、
つまらないモノを買うことを恐れて
買い物を控えることもしないですね。

ちょっとした買い物の後悔も、旅の
思い出のスパイスだと思うから。
だって、後悔しないようにと用心
ばかりしているのも、なんだか、
さみしい話ですからね。

ああ、今回も、この北京で、
私は、どんな「しょうもないもの」
を買うかしら?

さあて、今日のあなたも、
残骸と化した旅の思い出グッズを
一つでも捨てて下さいね。

もちろん、残骸ではない大切なそれは、
ホコリを拭ってあげて下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

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手放し難い思い出グッズのように
片づけを阻んでるのはどんなモノ?

あなたが陥りがちな「捨てられない心理」
60秒で診断します。

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◎編集後記
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昨日仕事してたら、いきなり上司が
「なんでそのノート持ってるの!?」

私が使ってる方眼ノート。
どうやらネットで話題になって、
入手困難なものらしい。

そんな有名な(?)ものとはまったく知らず、
いつも行くア◯レの文具コーナーで
使いやすそうだなーと思って買ったもの。
でも、なんかちょっといい気分♪

「まとめて会社の分、買っといてよ」

あらら、、まだあるかしら?

ただいま大阪出張中。
東京戻ったら早速行ってみなくっちゃ。

–青野慶子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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