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2016/05/19(木)

【やましたひでこ】怒りの溜め込み

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FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

皐月5月19日、木曜日
<旧暦、四月十三日>

お蔭さまでいたって元気に過ごして
いる今の私にも、カラダの不調が
ないわけではありません。

そういえば、昨年の4月は極度の
体調不良で丸一か月仕事をストップし
休養をしていましたっけ。

そうか、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」
のごとく、すっかり忘れていましたが。

さて、目下の私の健康で気になること
は爪の先がもろくなって割れること、
二枚爪ですね。この爪のトラブル、
断捨離の盟友、自然治癒力学校理事長
おのころ心平先生によれば、「肝臓」
という臓器の陰がちらつくようです。

「肝臓」、、東洋医学は、
怒りのココロと関連すると教えます。

嫉妬、不満、自己嫌悪、、。
怒りには常に「本体」が隠れている!

「二枚爪」、、爪はひっかくという
攻撃性の象徴。爪が訳もなくもろく
なるのは、傷つけてはいけない相手を
傷つけてしまいそうな自分への怖れで
ある場合が。

以上、
「見てわかる断捨離 ココロとカラダ編」
やましたひでこ&おのころ心平監修
<マガジンハウス刊>からの引用。

まあ、以上をザックリと自分で理解すると、
どうも、私は、何かに怒りを溜めていて、
その怒りで誰かを攻撃しそうな怖れが
あるので、爪をもろくすることによって
攻撃しないようにしている、、という
ことになりますね。

いやはや、コワイといえばコワイ私。
いえいえ、健気といえば健気な私。

でもって、何に怒りを溜めているのか
と言えば、思い当たるふしがいっぱいで。

まずは、収納術。

このモノ溢れ、モノの堆積に、もはや、
納めて片づけることなどとても機能
しなくなっているのもかかわらず、
相変わらず収納で片づけるようとすること。

いいえ、収納術に怒っているというよりは、
現状の問題認識の甘さに怒っている、
といった方が正確ですね。

つまり、問題は、実際は収納空間以上
のモノがひしめいているにもかかわらず、
それを、単なるモノの散らかりとしか
認識できずに、なんとか創意工夫して
モノを詰め込んで納めていこうとして
いる「勘違い収納系解決策」に、私は
怒りを覚えているのです。しかも、
そのモノたちは、もうまったく用を
なさなくなった余計なモノたちで
あるから、なおさら。

ああ、何もそんなことで怒らなくても
よさそうだと、あなたは感じるかも
しれないけれど、納めても、納めても
片づかないという、「収納苦」「片づけ苦」
で、疲れ切っている女性たちをいっぱい
見てきたので。

ところで、私の青白く燃える怒りの炎は
ともかくとして、こんな怒りの溜め込みが、
そのままモノの溜め込みに繋がっている例も
少なからずあるのです。

怒りの溜め込み=モノの溜め込み
モノの溜め込み=怒りの溜め込み

たとえば、片づけなさい!片づけなさい!
という圧迫的な命令を母親からずっと
迫られ続けてきたある女性。

結婚しても、どうにも家の中にモノが
溢れて溜まり続けるという子供の頃からの
相変わらずの悩みの中にいる。実は、
この女性のモノの溜め込みは、支配的
だった母親への反発であり怒り。

そうですね、母親に面と向かって
逆らう力のなかった子供だった彼女は、
無意識のうちにモノを溜め込み、
片づけられない状況をつくり出し、
それで無言の抵抗と抗議をしていた
のです。なぜなら、自分に片づけを
迫る母親も、子どもの目から見ても、
決してきちんと片づけている訳では
なかったのですから。

そんな理不尽さが、今もって尾を
引いている。モノを捨てて片づけ
たとしたら、それは、母親に屈服
したことになるという思いが心の
奥の方に巣食っていたのでしょうね。

そう、自分でも気づかない怒りを、
モノを溜め込むことによって表現
することはよくあるのです。

なぜなら、私たちは、怒っては
いけないと教えこまれてきたから。
しかも、そう教え込まれていながら、
親たちが抱えているストレスは、
子を怒り叱るということで
吐き出されることは往々にして
あるものです。

もしかして、モノの溜め込みは、
あなたの怒りの表現!?

もしかして、モノの溜め込みは、
人からの怒りの防御!?

そうですね、私は、モノの溜め込みを
目にすると、そんなふうにして、
その背景にある「本体」に思いを
巡らせてしまうのです。

さあて、今日のあなたも、余計なモノ
を一つでも捨てて、余計な感情の
溜め込みを手放していって下さいね。

あら、私も、モチロンですね!

それでは、ごきげんさまにて。

PS
あなたが溜め込んでいるモノは
なにを表現しているでしょうか?

たとえばこんな例も、、
詳しくはこちらの動画をご覧ください。

http://123direct.jp/tracking/cr/HUY57KIq/224923/18266578

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◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

ストレスがたまってくると、
通販サイトをサーフィンしてポチポチ。

ただいま、そんな経緯で我が家に
やってきたダンボールたちが
リビングに溜まっております。

圧迫感が半端ないです。

さすがに開けてはいるんですが、
ダンボール片づける気力が、、

なんて言ってる場合じゃないですね。
これも私の感情の表れ。

まずはダンボール潰しから!

お粗末な話ですみません、、

–青野慶子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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