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2016/04/04(月)

【やましたひでこ】あなたのモノはあなたの想いの証拠品

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

卯月4月4日、月曜日。
<旧暦、二月二十七日>

東京の桜は散り始めの頃かしらね。

今、私は中国蘇州に滞在中。
桜が満開になる前に羽田を立ったので
爛漫の桜を愉しむことは残念ながら。
なので、帰国してから、落花さかんの桜を
惜しみながら味わうことになりそうです。

さて、中国での断捨離事情、そう、
中国は熱烈ダンシャリアンがいっぱい、
しかも、更に凄い勢いで増えているのですが、
それはいずれ詳しくレポートさせて
いただくことにして、今日のメルマガでは、
断捨離の重要なプロセスのひとつ
「視点の変化」について。

<どうぞ、前回3月31日木曜メルマガ記事
http://yamashitahideko.com/2016/03/31/no-1643/
の最後を思い出しながら読んで下さいね。>

あなたは、モノに待ちぼうけをさせて
はいないかしらね。しかも、たくさん
のモノたちに、そして、何年もの
長い期間にわたって。

だとしたら、あなたが、待ちぼうけを
食わせているモノたち、保存、保管
という名分<言い訳>とともに放置
しているモノたち、ある事さえも
忘れているモノたちの「視点」に
立ってみる必要があるのです。

でも、その前に、まずは、あなた自身の
気持ちを確認しておきましょうか。

あなたは、家族や周囲の人たちに、
大切に扱ってほしいとは思っていますよね?

あなたは、家族や周囲の人たちに、
慈しんでほしいとは思っていますよね?

あなたは、家族や周囲の人たちに、
自分を活かしてほしいと思っていますよね?

あらあら、もしもそんなこと、
あなたがこれっぽっちも思っていない
のならば、それはそれでいいとして。
と言いたところだけれど、
これは大いに問題あり。

なぜなら、それは、人生を心豊かに
生きていく基本、自尊感情、
自己肯定感に欠けてしまっていると
言わざるを得ないから。

そうですね、私たちは、誰であれ、
特に空間や時間を高い密度で共にする
家族から、大切に慈しまれながら、
自分を活かしてほしいと思うのが
自然な欲求。それどころか、家族で
あればこそ、その欲求はむき出しなもの
となってぶつかり合うことがあるものです。

だとしたら、どうしましょうか。

それには、まず、あなたの気持ち
どおりに、あなたが持っている
モノたちもそう思っていると
みなしたらいいですね。つまりは、
あなたのモノはあなたの想いの
証拠品に他ならないのだから。

ということで、たった今から、
あなたはあなたのモノの視点に
立ってみて、モノの立場になって
みて感情を味わい思考をすすめて
いくのです。

放っておかないで、このホコリを
ぬぐってくれないかな。

ずっとしまいっぱなしにしないで、
ちゃんと使ってほしいよ。

もう必要がないなら黙ってないで、
ハッキリそう言ってよ。

そう、モノは手入れと活用と
始末を望んでいるのです。

そういえば、モノの立場に視点を
移した30代の女性受講生さんが、
こんなことを言っていましたっけ。

モノは、「もう充分、もういいから
捨ててくれ」と言っているのに、
その声に耳を傾けず、ずっと無視して、
「捨てられない」と押入れに溜めこん
でいたのは自分の方だったのですね。

私は、思うのです。

私たちは、自分のことを、ケアして
ほしいくせに、大切にしてほしいくせに、
活かしてほしいくせに、モノの扱いは
ぞんざいで、放置して、溜めこんで、
始末を怠る。

モノを邪険に扱って、モノと仲良く
できなくて、家の片づけを後回しにして、
住空間と仲良くできなくて、
自分と仲良くできはしない。

自分と仲良くできなかったら、
まして家族や周囲の人とも
仲良しではいられない。

さあ、取り組むべきことの優先順位を
間違えてはなりませんね。

自分を育み、自分を活かしたいのであ
れば、まずは自分の身の周りのモノたち
から、まずは自分の居場所からですね。

そこをすっ飛ばしてして何かを打ち立て
ても、それは基礎に手抜き工事があった
家と同じだと思って間違いないですね。

手入れと始末をセットとするのが断捨離、
さあて、今日のあなたも、モノの気持ち
となって、ひとつでも手入れと始末を
つけて下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

先週木曜のメルマガから週末を経て
今日に至りますが、、書類山積みの
オフィスの断捨離はしたものの、力尽き、
「納戸クローゼット」は手付かずのままです。

なのに、新しい服たちが徐々に入ってきて、
さらに混迷を極めています。

もう先延ばしにはできません。
今週末こそは、、、

–青野慶子

PS
オフィスの断捨離ができて、
「納戸クローゼット」に手が回らなかったのは、
向き合うのが怖かったからかもしれません。

向き合うのが怖いのは、何か心理的なブロックが
働いているからかも、、、
週末に備え、久しぶりにこちらのプログラムを
見直したいと思います。

http://123direct.jp/tracking/cr/OVGxUxXj/221411/18230388

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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