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2016/03/21(月)

【やましたひでこ】今渕さんの断捨離実践体験記

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FROM やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

弥生3月21日、月曜日。
<旧暦、二月十三日>

「春分」という節気が過ぎて
今日は振替休日。
そうか、よく祝祭日というけれど、
春分や秋分が現在も「国民の休日」
として社会に受け入れられているのも
不思議といえば不思議。

ならば、二十四節気、全部、休日にして
しまえばいいものを…。なんて思うのは
私だけかしらね。だって、そうすれば、
私たち日本人がいかに自然の営みに
寄り添うようにして生きて来た民族
であることが分るはずだから。

ところで、カレンダーの休日とは
無縁な私やましたひでこ。まあ、
毎日が仕事日ともいえるし、また、
毎日が日曜日ともいえる身分。
これをフリーランスというのですね。

さて、このフリーランス稼業を、
自由という視点でとらえるか、
安定という視点でとえるか、
それこそ私次第ですね。
自由と不安定、安定と不自由は、
どうにもセット商品のようなものだから。

いずれにしろ、私たちは、
自由でいるとその不安定さに怯え、
安定でいるとその不自由さに不満を覚えるもの。
この厄介さ、ええい、どうにかならないかしら
と踏ん張ってきた結果が、おそらく、
今の私の断捨離。

そう、なぜなら、断捨離という
「手放しのトレーニング」が、
こんな葛藤にその都度その都度、
決着をつけてくれたから。

さてさて、前置きが長くなりました。
今日ご紹介したいと思うのは、
この方の断捨離実践体験記。

今渕恵子さん。
長いキャリアと評価の高い実績のある
コピーライターさん。そして、炎症性乳がん、
転移もあるステージ4の患者さん。

今渕恵子さんは、その著書
「がんでも長生き 心のメソッド」
<マガジンハウス刊>の中で、担当医師、
聖路加国際病院精神腫瘍科の保坂隆先生と
こんな対談をされています。

<以下、抜粋>

今渕:
<前略> 私はどうかといえば、
がんになって以来、断捨離がものすごく
はかどるんです。

保坂:
何を断捨離したんですか?

今渕:
まず捨てたのは、
仕事のための見栄張りグッズです。

保坂:それは一体なんですか?

今渕:
自分を強くてデキる女に見せるために揃えた、
かっちりとしたジャケット、ブランドの
バックやハイヒールなどですね。
次にヨレたような服。毛玉のついたセーター
を着てイマイチな時間を過ごすほうが
もったいないですから。

それから、アウトドアグッズ。
アイゼンやソロテントを手放すとき、
もう山奥で寝たり雪山を歩いたり
することはないんだと思ったら
少し涙が出ました。

でも、よくよく考えてみたら、
簡単なハイキングなら問題なくできるし、
バードウォオッチングも家の前の公園で
できるし、そこまで感傷的になる必要は
ないなと気づけたんです。

それからパン焼き機も。
失敗した不味いパンを食べている時間が
もったいないと思えてきて(笑)。
おまけに、家の中の掃除やメンテナンス
の手間が激変したので、ゆとりの時間も
増えたんですよ。

保坂:
物理的な生活の負担が減るだけではなく、
気持ちも軽くなって、結果的には感傷まで
整理できちゃったんですね。すばらしいなぁ。

今渕:
そんな感じでモノを絞り込んでいったら、
本当に大事なことが際立って、笑っちゃう
くらい生活が軽やかで豊かになりました。
<後略>

~保坂隆・今渕恵子
「がんでも長生き 心のメソッド」
http://123direct.jp/tracking/cr/E4y6Oq1x/220370/18119322
マガジンハウス刊より~

ところで、今渕さん、先日、この本の
担当編集者山際恵美子さんと、私の東京の
マンションにいらして下さいまして。
山際さんは、やましたの担当編集者でもあり、
この三月に定年となり会社員生活を卒業。

くしくも同年代、くしくもフリーランス、
女三人寄り集まって
「モノが減ると心は潤う 簡単「断捨離」生活」
http://123direct.jp/tracking/cr/UNlmWPxK/220370/18119322
<大和書房>の舞台となっている私の
「もてなし空間、ねぎらい空間」で、
美味しい赤ワインと私の拙い手料理で
女子会に突入。

会社には定年があっても仕事には
定年がなく。ましてや、生きているかぎり
「人生の意味を問いかける」ことに
定年も卒業もないですね。

仕事、結婚、子育てと、この三つすべてを
強欲?に全部やってきた私たち三人。
これからも、手放すべきモノは潔く断捨離して、
もっと欲張って人生を際立たせていこう
と思った次第です。

最後に、「がんでも長生き 心のメソッド」
のまとめの言葉を三つだけ。

◆がんは人生の断捨離を始めるいいチャンス
◆「生きがい」ではなく、自分が「生きる意味」を見つける
◆人は生きてきたように死んでいく

他にも、素晴らしい言葉が全部で10、
並んでいますので、あなたもぜひ、
この本を手に取ってみられて下さいね。
もちろん、がん患者さんであってもなくてもです。

それでは、ごきげんさまにて。

◇  ◇  ◇  ◇  ◇

★今渕恵子&保坂隆 登壇
無料市民公開講座「Stage4をぶっとばせ」
乳がんサバイバーシップフォーラム開催!
4月9日(土)13:00 – 16:00

詳細・お申込みはこちらから
http://hope.peatix.com

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◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

先日、仙台放送「みんなのニュース」で
断捨離が取り上げられ、
「モノが減ると心は潤う 簡単「断捨離」生活」
でもおなじみ、やましたさん自宅マンションでの
取材風景が紹介されました。

6分半ほどの動画です。
こちらからぜひご覧ください。

仙台放送「みんなのニュース」
生活情報ファイル
「断捨離」提唱者に極意を聞きました。
http://123direct.jp/tracking/cr/fdQuFtbE/220370/18119322

–青野慶子

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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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