断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

FROM　やましたひでこ

おはようございます。
断捨離のやましたひでこです。

如月2月18日、木曜日
＜旧暦、一月十一日＞

晴れた空、日当たりのいいリビングの
窓辺で過ごしていると、もう、ここは
すっかり春。外の冷気が肌を刺すほど
だなんて、まったく思いもよらず。

家って有り難いですね。
家の中に居られるって有り難いですね。

家とは、暑さ寒さをしのいでくれて、
家とは、雨風を防いでくれるもの。

そう、家とは、私たちに健康と安全を
もたらしてくれるもの。

それは、どんな家でも同じ。たとえ、
古くても、たとえ狭くても、家が私たち
に提供してくれる第一の機能がこれ。

ところが、家が新しいにもかかわらず、
そして、広いにもかかわらず、この家の
機能を損なってしまっている場合が
往々にしてあるのですね。

それは、言うまでもなく、
モノを溜め込み、モノを積み上げ、
モノを散らかしていること。

モノの溜め込みは、なにより空気を
淀ませる。大量のモノの陰に隠れた
ホコリたちは静かに堆積を続け、
やがて湿気を帯びてカビやダニの
絶好の棲みかとなる。

モノの積み上げは、落下の危険を増やす。
そうですね、こんな光景はざらのはず。
食器棚や洋服ダンスといった家具と
天井までの隙間に段ボールや箱が
積まれている状態。しかも、それには
地震による転倒防止に突っ張り棒が
あったりするのだけど。

それが、はたしてどれだけ役に
立つのか。小さな地震での家具
の転倒が防げたとしても、
むき出しのモノの落下までは
防げるのか、どうか。

モノの散らかりは、つまずいて転ぶ
危険に繋がる。この危険は、散ら
かったモノが増えるにしたがって
増えていくという比例現象。

そうですね、せっかく健康と安全を
担保してくれる家に住みながら、
私たちはモノとの関係を間違ってしまい、
結果、気づかないうちに自分自身と
家族を不健康と危険に追いやる。

モノを、モッタイないばかりに、
使うこともないのにとって置く。

モノを、モッタイないという名分で、
必要もないのに保管する。

そして、その保管は、時間の経過とともに、

放置
忘却
堆積

となっていく。

つまり、あることも忘れ去られたモノ
たちが静かにそこかしこに棲息し、
私たちの住まいの健康と安全を
損なう存在に成り果てていくのです。

あらあら、今日のメルマガ記事は、
少し脅しが過ぎているかしら。
だとしたら、申し訳ないですが。

でも私は、かつて、子供の頃や
嫁ぎ先でこんな状態を経験してきたので、
でも私は、今まで、多くの
クライアントさんの家でこんな光景を
いっぱい見てきたので。

自覚されることなく、
はびこっていく家の中の不健康。

意識することなく、
しのびよってくる家の中の危険。

ああ、それでも、自覚症状というもの
があるのですよ。

もしも、あなたが、
家でイライラとすることが多いならば、

もしも、あなたが、
家で寛げないと思うならば、

もしも、あなたが、
家で息が詰まると感じるならば、

そして、あなたは、家にいることを好まず
外に出掛けることばかりを考えているならば。

そして、あなたが、家にいてもダラダラと
過ごすことがいつもであるとしたら。

これらは、余計なモノたちで、住まい
の環境が蝕まれ、不健康と危険が蔓延して
いる証拠でもあるのです。

どうでしょう。

さあて、今日のあなたも、要らない
モノを一つでも減らして、気分をよく
する道をつけて下さいね。

それでは、ごきげんさまにて。

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんなに気持ちのいい空間なら、
家の中で深呼吸したくなるくらい、
ごきげんに過ごせるなぁ、、

とため息が出てしまうような、
やましたさんの自宅写真が
余すところなく公開されている、
『モノが減ると心は潤う 簡単「断捨離」生活』
http://123direct.jp/tracking/cr/UNlmWPxK/217878/16092004

まだチェックしていないあなたは
ぜひ手にとってみてくださいね。

青野慶子

PS
続々増刷中の『モノが減ると心は潤う
簡単「断捨離」生活』。
この本をもっと面白く、日々の暮らしに
役立てるためのビデオ講座、
無料プレゼントしています。
↓
http://123direct.jp/tracking/cr/DSJQGJRb/217878/16092004

What’s danshari ?　 Let’s danshari !　 Viva danshari ♪

<メルマガ登録>
※PC：こちら からご登録ください。
※携帯：こちらから空メールをお送りください。