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2015/06/26(金)

片づけの頑張り所「分ける」

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

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2015・6・26 No.1366

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◆今日の断捨離 「片づけの頑張り所「分ける」」

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こんにちは!
かたづけ士の小松易です。

今日は「てられない人」の
思い込みについてお話しします。

モノがてられないと言う人の
話をよくよく聞いてみると、
本当にできないことは
てる」ことではないことが
分かってきます。

では本当にできないことは
何だと思いますか?

それは、「分ける」ことです。

てられない人は、分けられない。
分けるとは、たとえば、
「要るモノ」と「要らないモノ」に
分けること。

実は、分けることができれば、
てられる。

でも、分けられない。

片づけでは、この「分ける」が
ある意味一番の迷い所。
逆に言えばここがあなたにとっての
がんばり所(=メインイベント)なのです。

では、どうしたら
分けられる人になるのでしょうか?

そのコツは「分ける基準」にあります。

片づける前にアイテムごとの
基準を作りましょう。

「分ける基準」とはあなたがモノと
決別するための言葉であり、
大切なツールなのです。

私がまだ「かたづけ士」と名乗る
すこし前のある日曜日。

片づけが苦手だという友人が住む
独身寮で片づけアドバイスを
することになりました。

部屋に入ると、大人の胸の高さほども
ある服の山を目の前に、
私は言いました。

「片づけは、人に頼るのではなく
自立を目指すことが必要です。
なにか自分なりに服を “分ける基準”
を考えてみてください。」

彼は割とすぐにこう言いました。

「着れるか、着れないか」

「では」と言って、
私は彼の目の前にある服の山から
右の膝に大きな穴の開いたスエットパンツ
を取り出し次のように聞きました。

「このスエット、どうしますか?」

「部屋着なら、着れます。」とキッパリ!

「じゃぁ、次。このTシャツは?」

「痩せたら、着れます。」とさらにキッパリ!

結局、なにを目の前に出しても
彼の口から出てくる言葉は同じパターンで

「●●なら、着れます。」

結局30分後には、
私の右側にあった大きな衣類の山は
ただ私の左側に移動して終わりました。

人は「着れるか、着れないか」、

つまり、「可能性を聞く」質問だと
不能になる、とその時知りました。

あなたならこの場面で
どんな「分ける基準」を考えますか?

私は彼に新しい基準を1つ提案しました。

それは、
「着るか、着ないか?」でした。

さきほどの質問から一見
あまり変わったようには見えないようですが
変化は明らかでした。

つまり、「着るか、着ないか?」とは、
「意志」を尋ねる質問だからです。

彼は初めて「うーん」と唸りながらも
さきほどとは違う判を開始しました。
結果として、手放すものを大幅に
増やすことができたのです。

ぜひ、日本語の微妙なニュアンスも意識して
自分なりの「分ける基準」を作ってみてください。

それが、「分ける力」を向上させ、
てられる人になる近道なのです。

小松易

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◎編集後記
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着られるか、着られないか。
使えるか、使えないか。

こんな分け方では、
永遠に片づきそうもないですね…。

片づけの基準は、
知ってしまえば当たり前になりますが、
知る前は、目から鱗状態でした。

基準がわかれば、片づけもスイスイ進みます。

片づけの基準を知りたいなら、
こちらがおススメです。
http://123direct.jp/tracking/cr/UrjCtdD3/199234/10199574

渡辺万里子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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