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2015/05/16(土)

【安永周平】「人生変わる」って何???

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 安永周平

 

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2015・5・16 No.1325

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◆今日の断捨離 「「人生変わる」って何???」

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よく「◯◯で人生変わりました!」
なんて言葉を聞くことがあります。

断捨離でもこんな声は多くて、
「断捨離で人生変わりました!」
という声が、セミナー受講後に
届くことはたくさんあります。

とても喜ばしいことですし、
「人生変わる」という言葉は
聞いてて気持ちがいいですし、
みんな大好きだと思うんですね。

しかし、敢えて少し穿った見方を
してみようかと思うのですが…

「人生変わる」ってどういうこと?

と、僕自身、時々思うんですよ。
「人生が変わる」って、とても抽象的。

それは、友達が増えることなのか
たとえば、お金持ちになることなのか
冷えきっていた夫婦が再び愛し合うのか
素敵なパートナーができることなのか…

断捨離と出逢う前はどんな状況で、
どんな悩み・問題を抱えていて、
断捨離と出逢い、実践した現在は、
どんな状況になっているのか…

具体的に説明できる人って、
たぶん、とても少ないです。

※ちなみに、もしそんな実体験を
具体的に語れる方がいましたら
ぜひ教えていただけると幸いです♪

https://jp.surveymonkey.com/s/SZLNQCT

 * * *

頭がいい人というのは、物事を
抽象化・一般化するのが得意です。

昔、数学で具体的な複数の事象から
「一般解」を求める問題がありましたが
※ちなみに、僕は苦手でした(^^ゞ

一般化された言葉というのは、
多くの場合、シンプルで美しく
使っていて気持ちよく感じるもの。

その言葉を使う自分に
酔いしれてしまうものです。

でも、本当に頭のいい人というのは、
抽象化された概念を具体的に戻すのも
とてもうまくやってのけます。

「どんなに有能な人でも
 抽象的な計画は実行できない」

「抽象的な解決策は一文の価値もない」

世界的に権威ある経営コンサルタント
大前研一氏の言葉ですが、僕自身も
時々、自戒の念を込めて思い出します。

 * * *

で、思うに断捨離が、よくある
自己啓発やスピリチュアルな方法と
決定的に違うのは…この「具体性」
だと個人的には思ってるんですね。

ご存知のとおり、断捨離は
片づけを通して取り組むメソッド。

片づけって具体的な行動で
なにより、日常の「暮らし」で
必ず取り組むべきことなんです。

全く新しい行動ではありませんし、
暮らしの中で必ずやるのが重要です。

これが「意識を変えましょう」という
メンタル面だけのメソッドであれば、
具体的な行動として取り組めません。

セミナーを受講しても2〜3日経てば
意識なんて、日々の環境の力によって
簡単に元に戻ってしまうでしょう。

だから、やっぱり日常の「暮らし」に
根付くものでなければ意味がない。

だから、断捨離で人生が変わるのを、
少しだけ具体的に言い換えるなら…

「暮らしの質が上がる」

ということではないかな…と。

 * * *

実は、やましたひでこは
昨年から内閣官房が主催する
「暮らしの質」向上検討会に
構成員として入っています。

そこで「暮らし」のテーマとして
上がり、議論されているのは…

・電車やバスなどによる「移動」
・街なかに設置されている「トイレ」
・図書館などの「公共施設」の充実
・街中の安全・安心な「公園」の数
・「子育てしながら働く」施策
・女性に必要な「情報」の共有
・世界に伝えたい「日本の文化」

といった、公共のテーマに
関するものがほとんどです。
(※内閣官房の主催ですしね)

ところが、「暮らし」において、
最も影響力が大きく重要なテーマが
上記の中にはまだ入っていません。

それが何かというと…

「住環境」

家の、部屋の中の環境であり、
片づけ、断捨離をすることで
大きく変わるものですよね。

そして、移動、公共トイレ、公園…
といった、公共施設を使う時間より
何十倍も多い時間を私たちが過ごす。
それが家の中であるはずです。

もちろん、現在のテーマに
入っていないのは当然のこと。

部屋の中はプライベート空間。
社会も政治も何もしてくれません。
自分でやるしかないのですから。

そして、住環境の質を上げるのは、
「物の量」でないことは、きっと
あなたは分かっているでしょう。

物が多すぎれば、あなたの感情は
色んなところに分散してしまい、
何がなんだかわからなくなる。

その結果「自分自身が何者か?」
もわからなくなってしまったり、
「自分はこの先どうなりたいのか?」
もわからなくなり、不安に陥る。

住環境の質を上げるのは、
むしろ、空間の「ゆとり」や
シンプルさであるはずです。

少ないからこそ、1つ1つに
向ける感情が豊かになります。
感性・センスもよくなります。

ちなみにアンソニー・ロビンズ曰く
「人生の質=感情の質」だそうです。

住環境の質が上がってくれば、
「暮らしの質」は自ずと上がり、
感情にもいい影響を与えるはず。

それがよく言われる
QOL(人生の質)の向上。

これに集中して実践できるのが、
「断捨離」の強みだろうな…と。

だからこそ「人生が変わる」ことを
具体的に説明することができなくても
感情がそれを物語っている人が多い。

そんな気がします。

もちろん、具体的に説明が
出来る人は、より深く断捨離を
実践している素晴らしい人たち。

ぜひ、色々と教えてほしい限りです。

 * * *

さて…あなたは、暮らしの質が
何となく上がるのを待ちますか?

それとも、断捨離を実践して、
自分で変えていきますか???

PS
正直、1回セミナーを受講するのが
断捨離を加速させるには1番いいです。

http://123direct.jp/tracking/cr/YYao4Qch/195986/10199574

来週末の土曜日が空いてるなら、
ぜひ、行ってみてください♪

 

 

 

 

 

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安永周平

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