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2015/03/18(水)

【川畑のぶこ】トントン拍子で進む“セルフ”の力

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

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2015・3.18 No.1266

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◆今日の断捨離 「トントン拍子で進む“セルフ”の力」

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ユングは私たちには
自我(エゴ)と自己(セルフ)があると言う。

 

その答えはエゴが出したものか、
それとも内なるセルフが出したものか、
人生で壁にぶちあたり、
選択を迫られたときには、
私はいつもこの問いを投げかけるようにしている。

 

自我の答えとは頭で出した答えであり、
自己の答えとは心で出した答え。

 

そして心は私たちの意識を超えた無意識や
集合的意識など、全体性と関わっている。
心の答えは叡智の答えでもある。

 

こうなったらいいなあ、
ああなったらいいなあ、
こうなったらいやだなあ、
ああなったらいやだなあ、
私たちの欲は後を絶たないけれど、
その中で実現するものはいったいどれほど
あるだろうか。

 

私の場合、不安や恐怖から、目先の我欲を
満たそうと必至になっているときというのは、
たいていエゴが働いている時。

 

ある程度のコントロールはできなくもないけれど、
過剰にエネルギーを消耗したり、
いっときの達成感はあっても、長く持続せず、
深い充足感や安心感を得ることは難しいよう。

 

あるいは、いったんはコントロールできても、
やはりやがてはコントロール不能の状態となる
ことが多いよう。

 

反対に、自分だけでなく、周囲や全体性に
とって健全で、好ましいようなことを望み
行動したときというのは、
たいていセルフが働いているときのようで、
このようなときは、不思議なくらいにものごとが
うまく運ぶ。

 

それはまるで、それまで無風状態だったのに、
突然強い追い風が吹くかのごとく。
それはまるで、宇宙全体が自分の背中を
後押しをしてくれるかのごとく。

 

今年に入ってから、自分の携わる医療現場で
あるしくみを作りたいと具体的に考えていた。

 

それが実現したら、私個人にとってもやりがいがあり
喜ばしいことであるのは間違いないけれども、
そのことで患者さんや関係医療機関にも恩恵をもたらし、
社会にも恩恵があるだろうと考えていた。

 

私が直感的に考えていたことは、
多くの人々から見ればいささか突飛な発想でもあり、
標準的な段取りではない。

 

ただし、そのことを考えているときには、
不安や恐怖は全くなく、ひたすら心が弾む。

 

そのように突き進んでみようと立場をとってみた。

 

すると、どうだろう、
まるでそれがテレパシーで伝達されたかのごとく、
私が依頼しようと思っていたことを
依頼しようと思っていたまさにその相手から、
依頼しようと思っていたタイミングで私に提案してきた。

 

さらにパートナーシップの助けが必要で、
頭に浮かんだ数名にコンタクトをすると、
相手側もちょうど昨日決まった
プロジェクトと連動する内容で、
絶妙なタイミングの渡りに船だという。

 

こういうときは、
面白いほどにトントン拍子で話が決まる。

 

協力者の一人とは、数日以内に街でフラッと入った
カフェでばったり出くわす。

 

九州にいるはずの相手は
たまたまその日東京に出張していたという。

 

私に会う時間があればと思っていたけれど、
スケジュールがパツパツで諦めていたところ、
次のアポまでの時間調整でフラッと入ったカフェに
私がフラッと現れたそうだ。

 

この広い東京の、互いに、いつもは使わないカフェで…

 

そこでさらにプロジェクトを詰めることができた。

 

一般的には数年かけて練り上げて
良さそうなプロジェクトが
ほんの2-3時間で8割型決まり、
次の1-2週間で詰めの2割がまとまった。

 

それはまるで、
遊び心溢れる魔法使いが杖を振ったようだった。

 

エゴは楽ばかりを好むけれど、
セルフは甘んじてチャレンジを受け入れる。
宇宙は潔さを応援する。

 

これは私の信条となっている。

 

人生の壁に直面して判断に迷ったとき、
その答えはエゴから作り出されたものなのか
それともセルフから湧いてきたものなのか
静かに振り返ってみる。

 

セルフからの答えだと確信をもてたのであれば、
勇気を持って行動してみるが吉!

 

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水曜日の断捨離メルマガでは
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◎編集後記
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自我(エゴ)と自己(セルフ)…

 

自我(エゴ)を押さえるのはなかなか
難しいですが、自己(セルフ)は
不思議な力をもっていますね!

 

今日はちょっと自己(セルフ)を
意識してみようと思います♪

 

ー渡辺万里子

 

PS
川畑さんが教える
心理カウンセリング入門は
こちらから

http://123direct.jp/tracking/cr/EX0TyKAD/191612/10199574

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

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