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2015/03/13(金)

【小松易】片づけに必要な“感性力”

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

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2015・3・13 No.1261

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◆今日の断捨離 「片づけに必要な“感性力”」

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こんにちは!
かたづけ士の小松易です。

 

以前、このメルマガで
私の趣味の一つは
映画「男はつらいよ」を
寅さん好きの仲間と観ることだと
言いました。

 

盆と正月、年に二回、
とても至福のひとときです。

 

「男はつらいよ」、
ご覧になったことはありますか?

 

「なんとなく子供の時に観た記憶がある」
これはよくいただく答えの1つです。

 

ポイントは「なんとなく」(笑)

 

親がテレビで観ていたので
「なんとなく」一緒に観ていたけど
最後まで観たかどうかあまり覚えてない、
なんて良く言われます。

 

あ、くれぐれも今日もメルマガ、
最後はちゃんと「かたづけ」に
繋がりますから、
もうちょっとご辛抱くださいね(笑)

 

「なんとなく」の人には
こう言わせていただきます。

 

「騙されたと思って、ビデオで一回
寅さん観てみてください。」

 

すると、一作観てくれた人のほとんどが
こう言います。

 

「おもしろかった」「笑えた」

 

そして、
「意外なほど泣けた」と。

 

子どもの頃、まったく気にも
留めなかった映画が
今になって心を動かしてくれる。

 

その理由はなんだと思いますか?

 

年をとって単に涙腺が緩くなった、
と考えることもできるでしょう。

 

ただ、わたしはこうも考えます。

 

年と共にいろいろな人生経験を重ねて、
映画の登場人物の誰かに
感情移入することができるようになったと。

 

主人公のフーテンの寅、
おいちゃん(叔父)、おばちゃん、
妹のさくら、その夫博士、
そして、印刷工場の経営者タコ社長。

 

子どもの頃には、
ほとんど「スルーしていた」登場人物たちが
なぜかこころに響く人たちに変わって
思わず涙がでてしまうのです。

 

わたしも40代半ばになり、
毎度寅さんを見れば見るほど
劇中に一瞬でてくる脇役にも
つい感情移入してしまう、
今日この頃です。

 

尊敬するコンサルタントの先輩から、

 

「ビジネス書ばかり読んでいても
感性は磨かれないですよ。」

 

と以前言われたことがありました。

 

「映画館や劇場に足を運んだり、
絵画、音楽、小説など、
仕事には一見繋がらないモノに
できるだけ時間を割いて触れる努力は大切です」

 

片づけにおいても、
単にテクニックや方法を学ぶだけでなく、
自らの感性を磨いておくことは
長い目で見るととても大切なことのように思います。

 

たとえば、
自分が頑張って家の片づけを
進めているのに夫やこどもの賛同を得られない。

 

逆にその動きに逆らうように散らかす家族に対して、
ついイライラや許せない感情が止まらない。

 

そんな時にも、
一歩ひいて相手の気持ちを察してみたり、
慈悲の心で見守ったり、
優しい言葉を一言かけてあげることが
できるのも、感性の力なのです。

 

感性の力とは、
「想像する力」でもあります。

 

相手の「立場」に立って考える

 

という表現をよく使いますが、
「立場」とは、「希望」のこと
だとある方に教えてもらいました。
希望とは、目の前の人の要求や望んでいること。

 

養った感性の力を使って
相手が何を望んでいるのかを聞く力も
映画や他の芸術から身につけられる
エッセンスの一つなのです。

 

小松易

 

追伸:ちなみに「男はつらいよ」
もし1作だけ観るとしたら、お勧めは、
第1作、第5作、第11作、第17作
そして、第32作です。
ぜひビデオ屋に足を運んでみてください。

 

かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
http://www.sukkirilab.com/

 

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◎編集後記
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私も以前、小松さんにススメていただいて
「男はつらいよ」をみました。

 

夫もつられてみていて、
「いい話だねぇ」といっていました。

 

ちなみに、寅さんの公式サイトの
内容がとっても充実しているので、
こちらも見てみてくださいね

http://www.tora-san.jp/
(寅さん名言集とかありますよ)

 

ー渡辺万里子

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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