断捨離® | やましたひでこ公式サイト

断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

 

ホーム  /  【川畑のぶこ】[Q&A]子どもが時間にルーズです

2014/12/17(水)

【川畑のぶこ】[Q&A]子どもが時間にルーズです

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 川畑のぶこ

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・12.17 No.1175

<メルマガ登録>
※PC:こちら からご登録ください。
※携帯:こちらから空メールをお送りください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

—————————————————————————

◆今日の断捨離 「[Q&A]子どもが時間にルーズです」

—————————————————————————

 

Q:子どもが時間にルーズです

 

我が家は6歳と1歳の男の子がいます。
悩みは長男です。

 

いつも時間にルーズです。

 

しかもそれだけでなく、
時間が迫ってくると、
もう間に合わない、何で教えてくれなかった
(実際は時間を適宜伝えて催促している)
などと言い始めて泣きながら暴れるなど
パニックになることが度々あります。

 

その様子から1歳の次男までが
泣き出すほどです。

 

余裕をもって声掛けしていても
時間があると自分で認識しているからか、
支度を始めずに本をめくったり
おもちゃで遊んだりと寄り道ばかりします。

 

そして時間が迫るとパニックになるのです。

 

習い事も本人は楽しいといいましたが
行くまでの問題が多くてやめさせました。

 

(本当に楽しいのならぐずぐずしないで
時間に出かけることができる、
また自分から行きたいと強く願うまでは
いかなくてよいと私は思ったから。

 

しかしこれでよかったのかも悩みです。)

 

優しく、知っていることをみんなに
伝えたいなど社交的な性格の子供に
いつもは見えますが、時間に関して
情緒不安定で気になります。

 

子どもの良さを伸ばしつつ、
時間を意識してパニックにならない
対応を教えてください。

 

【40代 主婦 うさぎ様】

 

―――――――――――――――――

 

FROM 川畑のぶこ

 

子どもが時間にルーズで毎日のように
イライラする日々が続く。
子を持つ母であれば誰しもいちどは
経験することではないでしょうか。

 

子どもが何度注意を促しても
聞き入れず、変化が無い場合は
いくつかの理由が考えられますが、
まず何より親として出来ることとして、
伝え方がどうであるかということを
振り返っていただきたいと思います。

 

たいてい私たちは気がかりなことを、
その気がかりなことが起こっている
真っ最中にコミュニケーションしようとします。

 

たとえば、
子どもが遅刻しそうなときに
ガミガミと叱るのです。

 

もちろん、それで効果があるときも
多いでしょうが、うさぎさんの
息子さんのように効果が出ない場合は、
そのガミガミは聞きなれたノイズ
くらいにしか捉えていないかもしれません。

 

痛みを伴いたくないからという動機で
学習させる意図でガミガミするわけですが、
そもそもガミガミが耳触りは良くないけれど、
痛みにもなっていないという状態ですね。

 

そうであれば、
ガミガミし続けるのは不毛です。

 

その代わりに、いちど「フォーマル」な
話し合いをしてください。
6歳なら可能です。

 

そして、これをイライラしている
真っ最中ではなく、全く関係の無い、
うさぎさん自身の機嫌のよい時間帯、
また息子さんの機嫌も良い時間帯に
行ってみてください。

 

「○○くん、大切なお話があるから
ここに座ってくれる?」と
にこやかに向かい合います。

 

そして、気がかりなことを伝え、
どうしたら良いかを二人で考えてください。

 

このときに、
「こうしなさい」と命令しないことです。

 

「どうしたら良いと思う?」と尋ねて、
本人に答えさせます。

 

そして、同意がとれたら、それでは
今からはそのようにしようと、
前向きに清々しく話を打ち切ることです。

 

無論、いちどで改善するとは
限りませんから、ここは気長に
構える必要があります。

 

ドナルド・スーパという
心理学者による発達理論では、
子どもは15歳くらいまでは
成長段階にいると言われています。

 

6歳はまだまだ未熟な時期で、
自分が何者であるか、自己発見の途中です。

 

よって、うさぎさんの息子さんの
現状は妥当な成長過程とも言えるわけです。

 

ですので、もう少し
おおらかな気持ちで見守ってみましょう。

 

子どもが成長して、時間にルーズで
あることで友人との調和が
とれないというような辛い体験をし、
そこではじめて変化が起きることも
十分に考えられるのです。

 

好きな女性が出来て、時間や約束に
ルーズであることが原因で
分かれるような体験をもって初めて
変化を起こすこともあるかもしれません。

 

その子なりの学びのプロセスを信じることです。

 

尚、子どものだらしなさが
障害によることもあります。

 

自閉症や多動性などの
発達障害によってそのような状況が
おこることも考えられます。

 

性格上「のんびりしている」と
いうような粋を極端に超え、
パニックを起こすことが頻繁であるならば、
そういったことも可能性として考慮し、
一度専門家を訪ねることもおすすめです。

 

PS
水曜日の断捨離メルマガでは
お寄せいただいた質問の中から
一つ取り上げてお答えしています。
(不定期)

 

あなたが今抱えている『悩み』を
お聞かせください。

 

質問はこちらから

https://business.form-mailer.jp/fms/99a39ced23382

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

この間の日曜日に断捨離をしました。

 

・ブラウス2枚
・スカート1枚
・ワンピース1枚
・ドレス2枚
・ダウンコート2枚
・ジャケット2枚
・靴下5枚
・収納ケース3つ
・つっぱり棒1本
・キーホルダー3つ
・香水8個
・ポーチ6個
・本立て7個
・割り箸35本

 

本当は少しだけにしようと
思っていたのですが、
2時間弱でたくさん断捨離できたのは
こちらの音声を聞いたおかげです…

http://123direct.jp/tracking/cr/Fs0m5nBk/185320/10199574

ー渡辺万里子

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

川畑 のぶこ

心理療法家 ・ 断捨離アンバサダー

 

東京都出身。米国マサチューセッツ州エンディコットカレッジ卒(AA)後、経営コンサルティング会社、貿易会社勤務を経て、米国にて通訳・コーディネーターとして独立、通訳の仕事を通じて心理療法に出会う。

 

2002年に日本帰国後、都内を中心とした複数の医療機関において、がん患者や家族のメンタルケア、および心の悩みやストレスを抱える人々に対して日々カウンセリングを行う。そのほか患者会の指導、セラピスト養成研修の指導、医学部での講義、一般市民向けの講演・講義を全国各地にて行う。

 

「断捨離」を自ら実践し、メンタル面へ及ぼす影響を認識したことから、「断捨離」メソッドの普及にも取り組む。

 

断捨離関連著書:「断捨離のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離~私らしい生き方のすすめ」(同文舘出版)、「断捨離アンになろう」(ディスカバー21)等

 

所属学会:日本心身医学会・日本サイコオンコロジー学会・日本予防医学会 等

 

 

メールアドレス(必須):

 

下記の注意事項に同意の上、お申し込みください。

 

 

執筆者一覧

 

 

 

最近の投稿

 

サイト内検索

 

 

記事一覧

 

 

 

断捨離®塾について

外部サイト