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2014/10/13(月)

【やましたひでこ】断る勇気!

カテゴリー:やましたひでこ, メルマガバックナンバー

 

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やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2014・10・13 No.1111

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◆今日の断捨離 「断る勇気!」

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ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。

 

神無月十月十五日、木曜日。

 

つづく台風で予定がすっかり定まらない、
という方も多いのでは?

 

かくいう私も、先週は地方への出張を
キャンセルせざるを得なかった。

 

やむおえない天候、
逆らえない台風が理由であっても、
相手との約束を守れないという事態は、
なんとも後ろめたさが付きまとうもの。

 

そうですよね。

 

そう、なんであれ断るというのは、
自分の中に不快な感情が残る。

 

そうだ、断ることは、
捨てることと同じくらいハードルが
高いことなんですね。

 

でも、断ることと捨てることの違いはなんだろう。

 

それは、相手がいるか、いないか。

 

そうですね、モノを捨てることは、
それが自分のモノであるかぎりは
自分との折り合いのつけ方次第でどうにでもなる。

 

抵抗勢力は自分の中にいるもう一人の自分、
つまり執着心なのだから。

 

あらあら、この執着心が
やっかいなんでしたっけ。

 

けれどモノが自分の元にやって来る
段階では、必ず他者が存在するのです。

 

売ってくれる人。
配る人。
くれる人。

 

商売、販売活動であれ、
まったくの善意のプレゼントであれ、
そこに人が必ず介在することは確かですよね、
モノは勝手にひとりで歩いては来ないので。

 

そうして、
私たちは人に気を使うことになる。

 

そのモノの必要性を云々する以前に、
断ることで起きかねない人との諸々を
斟酌することになる。

 

そして、断ることに、まるで自分が
加害者になったかのような気持ちになってしまうのです。

 

まあ、それは見事なばかりの
思い込みに他ならないのだけど。

 

だから、断るということは、
捨てるときに感じる罪悪感以上の、
他者に対する罪悪感が生じてしまうのです。

 

もしも、あなたが、

 

「わたし、断れないのです。」
「わたし、断れないので何でも
買ってしまうんです。」
「わたし、断れないので何でも
引き受けてしまうのです。」

 

そうやって、もしも、あなたの家に、
たいして必要もないものがどんどん
増え続けているのであるならば、
自分自身をよくよく振り返る必要がある。

 

たとえ、あなたが断ったとしても、
あなたが相手を傷つけた訳ではない。

 

相手が傷ついたと感じたとしても、
それは相手の問題でしかない。

 

それは、だだ、お互いにとって、
残念な結果だったすぎないこと。

 

でも、もしも、無理をして
他者の依頼要求を引きうけたのならば、
モノであれば押しつけられたと感じ、
仕事であればやらされているといると感じ、
今度はあなた自身が被害者意識を持つことになる。

 

断ること。
断われること。

 

そこには、加害者も被害者もいない。

 

断ること。
断られること。

 

そこには、その事実があるだけ。

 

そんなふうに捉えることができるのは、
自己肯定が関係している。

 

断られることで、
自分が否定させたように感じてしまうのも、
断ることで、相手を否定して傷つけて
しまったかのように思ってしまうのも、
結局は同じこと。

 

つまり、それに自分が断られた時の
感情を張り付けてしまうから。

 

さあ、勇気を出して、
断るべきことは断わっていこうか。

 

そうやって、小さな一歩を踏み出し、
それを積み重ねて行けば、きっとね、
あなたは自己肯定感を取り戻し、
それからさらに育んでいくことができるはず。

 

そう、なにごとも行動が先、
結果は後からついてくる。

 

もし準備がととのったら、
もし自信が持てたら、
一歩を踏み出そうと思い考えているならば、
その最初の一歩は永遠にやっては来ないのだと、
よくよく心に留めておいたほうが賢明です。

 

有難うございます。
あなたとの出逢いに、いっぱいの愛を込めて。

 

やましたひでこ

 

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◎編集後記
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・親しい人からの頼み事は断れない、
・よくしてくれた店員さんに悪いから、
買ってしまう…

 

そんな状況ってありますよね。

 

“自分に自信が持てるようになったら
断る事ができる”
と考えるのではなく、
“断る事で自信がつく”という
考えにシフトチェンジする事が
大切ですね。

 

断捨離は、まずは行動が先。

 

勇気をもって、一歩、
行動にでてみましょう。

 

渡辺万里子

 

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この記事の執筆者について

 

やましたひでこ

クラター・コンサルタント
東京都出身。石川県在住。早稲田大学文学部卒

 

学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片づけ」に落とし込み、誰もが実践可能な自己探訪メソッドを構築。

断捨離は、心の新陳代謝を促す、発想の転換法でもある。

全国展開している「断捨離セミナー」は、年齢、性別、職業を問わず受講者から圧倒的な支持を得ている。

処女作『断捨離』<マガジンハウス>は、日本はもとより台湾、中国でもベストセラーとなり、『俯瞰力』『自在力』<いずれもマガジンハウス>の断捨離三部作他、著作・監修を含めた関連書籍は累計300万部を越えるミリオンセラー。

 

 

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