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2014/09/05(金)

【小松易】懐かしのVHSテープ…

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

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2014・9・5 No.1072

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◆今日の断捨離 「懐かしのVHSテープ…」

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こんにちは!
かたづけ士の小松易です。

 

先日個人的にはとてもステキな
ドキュメンタリー映画を観ました。

 

タイトルは「VHSテープを巻き戻せ」。

 

ところで「VHS」って、
覚えていますか?

 

はい、あの「ビデオ」のアレです(笑)

 

いまではすっかり「DVD」、
さらに一歩先の「ブルーレイ」などに
取って代わられてしまいましたが、
昭和44年生まれの私にとって
「VHS」とは、ある意味
「青春そのもの」なんです。

 

元々映画好きが高じて、
大学時代には群馬県の高崎市内で
一番繁盛していた「ツタヤ」で
バイトをしていました。

 

四畳半の下宿には
数百本の「VHSテープ」が
所狭しと収納され、
バイト先でもVHS。
家に帰ってもVHS。

 

それでも飽き足らず
ほかのビデオ店へ。

 

誰にも頼まれていないのに
「視察」という名の物色へ(笑)

 

ビデオのパッケージを眺めては、
知らない映画の情報を仕入れる。

 

よく考えたら、
当時は完全に「ビデオオタク」でした(笑)

 

さて、ツタヤのバイトでいまでも
記憶にあるのは、
映画の中でも触れられていた
「ビデオ・リワインダー」という名の機械。

 

いつも「ビデオ返却コーナー」が
あるカウンターの端に
ひっそりと存在していたマシン。

 

返却の多い週末の夜は
大きな音を立ててフル回転。

 

何の機械かと言えば
要は「ビデオテープ」を巻き戻す機械。

 

DVDやブルーレイで育った世代には
想像し難い、
「巻戻し忘れ」のビデオを、
次にレンタルするお客様がすぐに
観られる様に、映画の最初まで高速で
巻き戻す「スグレモノ」なのです。

 

ビデオテープやカセットテープが
日常的にあったアナログの時代から
現代のデジタル時代で何が変わったのかと言えば
象徴的なのがこの「巻き戻す」という行為。

 

DVDはどの場面で観終わっても
そのままソフトを機械から取り出すだけ。

 

ところが、
VHSはどの場面で観終わっても
次の人のために「巻き戻す」必要が
あったのです。

 

もちろん、「巻き戻さない」輩は
どの時代にもいて、
だから「ビデオリワインダー」なんですが、
巻き戻そうが巻き戻すまいが
我々の意識の中には少なくも
「巻き戻す」というワードが存在していたのです。

 

さて、かたづけ士的な目線で言うと、
「巻戻し」の行為は、
モノを「しまう」行為、すなわち、
「使いやすいように元の状態にする」
行為と同列の行為と位置付けたいところです。

 

次に使う人のためのそれは、
「自分自身」である場合も含めて、
あの黒いプラスチックのちょっと存在感のある
「ビデオテープ」=「VHS」という
媒体を通じて、ものごとに
「カタ」をつけることを常に意識し、
学んでいたのかもしれません。

 

今日の話をキッカケに
ぜひ納戸にある段ボール箱を開けて
「VHS」の整理するきっかけに
なれば幸いです。

 

くれぐれも「お宝発見」と相成って、
時間も忘れ、家族の迷惑にならないように(笑)

 

ただ、個人で楽しむ分には
余計な御世話でしたね。

 

いいビデオがあったら
教えてください!(笑)

 

かたづけ士 小松易

かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
http://www.sukkirilab.com/

今日の映画:『VHSテープを巻き戻せ!』
http://www.uplink.co.jp/movie/2014/28559

 

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◎編集後記
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片づけをしながら、
思い出の写真を見入ってしまう、
本を読み出してしまうことってありますよね(笑)

 

ぜひ、今週末は家のVHSの片づけに
とりくんでみては、いかがでしょうか。

 

ー渡辺万里子

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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