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2014/08/15(金)

【小松易】電車に忘れ物をしてしまったら…

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

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2014・8・15 No.1050

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◆今日の断捨離 「電車に忘れ物をしてしまったら…」

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こんにちは!
かたづけ士の小松易です。

 

人は本当に「痛い目」にあって
初めてホンキで考え始める。

 

今日はそんなテーマで
昔の私の恥ずかしい話です。

 

社会人1年目、札幌のある建設現場で
事務担当だった私はある日、
工事担当の先輩から近隣の方に
「お詫び用の菓子折り」を
買ってくるように頼まれました。

 

現場からはすこし離れた支店での
打合せを済ませ、駅前のお店で
予算どおりのお菓子を購入し、
電車に乗り込みました。

 

車内は混んでいたのに、
目の前の席が空き、
ほんの数分でしたが、
座って移動することができました。

 

現場事務所に着くなり、
先輩から一言、
「小松君、近隣用のお菓子は?」
お菓子を渡そうとしたその瞬間、
私は手にいつものビジネスバッグしか
持っていないことに気がつきました。

 

まさに漫画でよくある
「冷や汗タラリ」の瞬間でした。

 

「なんでだー」と心で叫びながらも
必死にお菓子を買う場面まで
脳内ビデオを「倍速巻戻し」で
思い出しながら、とりあえず先輩には

 

「すいません!
お菓子は買ったんですが、
どこかで忘れてきました!
すぐ買って戻ってきます!」

 

と謝って事務所を出て
少し走り出した時、
お菓子を置き忘れた瞬間の
映像が浮かんできました。

 

その映像は、電車の中。

 

運よく座れた席を
降車する駅名のアナウンスを
聞きながら勢いよく
足元に置いていたビジネスバッグを
右手で掴んで立ち上がる様子。
私がその場を離れると、
座席の足元には
もうひとつの紙袋が残っていました。

 

その中には買ったばかりの菓子折りが
入っています。

 

当時から諦めだけは早い私は、
いまから菓子折りを探すのは
無理と判断し、急いで別のお菓子屋で
新しい物を買い直して事務所に戻りました。

 

お待たせしました(笑)

 

前フリがとても長かったのですが
今日のポイントはここからです。

 

「二度とこんなミスはしたくない」

 

そう思って私は猛反省し、
さきほどの「ビデオ映像」を
何度も巻き戻ししならが、
「どのようにしたら」
今後忘れ物をしないかを
考えました。

 

実はそれまでも2つ以上の
荷物を持って移動することは
多々あったのですが
ある意味「運よく」忘れ物は
回避していたのです。

 

ところが、
数千円の菓子折り以上に
紛失すれば首が飛ぶような
重要な会社の書類や資料を
持ち運ぶこともよくありました。

 

ですので、
ある意味今回の事件のお蔭で
私の「ゆったり」と動く脳が
突如高速回転を始めたのです。

 

今回の置き忘れは
たまたま運が悪かったのではない。
「忘れるだけの理由(わけ)」があった。

 

そう私は考え直しました。

 

つまり、
「置き忘れしやすい」
置き方だったということです。

 

置き忘れしやすい
紙袋の置き方とは、
「2つ」のバッグを
座席と「平行」に
足元に置くことでした。

 

疲れてウトウトしていた私は
突如降車する駅の名前が耳に入り、
慌てて足元にある「手前」の
バッグだけを掴んで
電車を飛び出したのです。

 

「奥」にあった紙袋は“見事”
置き忘れたという流れです。

 

置き忘れ防止の置き方は
とてもシンプルでした。

 

座席と「垂直」に
足元に置くこと。

 

さらにできれば、
2つ以上の荷物があるときは
膝の上に抱えておくこと。

 

それ以降、さらに慎重になった私は
2つ以上の荷物があると
手提げ部分を「ひもで縛る」
強硬策(笑)に出たこともありました。

 

いずれにしても、
「次回から忘れないように意識します」
という根性論の類ではなく、
「どのようにしたら忘れないか」の
工夫や仕組みを考えてみる。

 

この考え方が
あなたの「かたづける力」の一助に
なることを願っています。

 

ところで、あなたならどんな
「置き忘れ防止」のアイデア
を考えますか?

 

かたづけ士 小松易

 

かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
http://www.sukkirilab.com/

 

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◎編集後記
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仕組みをつくってしまえば、
同じ失敗を繰り返す事が
なくなりますね。

 

仕組みは、
・失敗を防ぐ、
・理想の形を習慣化するベース
になりますね。

 

スッキリとした部屋を
実現したいなら
こちらの仕組みをどうぞ、、

http://123direct.jp/tracking/cr/gZihaCbM/175699/10199574

 

ー渡辺万里子

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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