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2013/11/10(日)

【小松易】3つ目の質問

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 小松易

 

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2013・11・10  No.773

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◆今日の断捨離 「3つ目の質問」

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こんにちは!

 

かたづけ士の小松易です。

 

『とにかく具体的に動いてごらん
具体的に動けば 具体的な答が出るから』

 

前回、相田みつをさんのこの言葉を
引用して2つの質問を導きました。

 

質問1「今日これから片づける“場所”は
具体的ですか?」

 

質問2「今日の片づけ“行動”は
具体的に絞られていますか?」

 

さて、今日は3つ目の質問の話を
したいと思います。

 

質問3「今日片づける場所のプロセスと
ゴールのイメージはありますか?」

 

脳神経科学を研究されている
篠原菊紀教授の「片づけ脳の育て方」
という本によると、「イメージ力」は
片づけにおいてもキモであり、
そのイメージには三段階のレベル
があるのだそうです。

 

一段階は「言葉」のレベル。
音のループだけがくり返される状態です。

 

二段階は「静止画」のレベル。
一枚の絵のような画像として
思い浮かんだ状態です。

 

三段階は「動画」のレベル。
ある場面が、まるで映画のワンシーン
のように思い浮かび、そこに自分が主人公
として登場するようなイメージです。

 

つまり、イメージの3段階は

「言葉」→「静止画」→「動画」

最強なのは「動画」のイメージです。

 

分っているのに行動できないのは
行動に結びつく動画的なイメージが
できていない、もしくは足りないのが
ひとつの要因で、
「片づけよう」と思っても、
それが言葉だけのイメージでは
なかなか行動につながらないというのです。

 

私は昨年の断捨離祭りで
一人一人の参加者に「かたづけ宣言カード」
を書いてもらいました。

 

これは、片づけの第一歩の行動と結果を
カードに明記して最後に参加者同士で
宣言してもらうものです。

 

すると、ある参加者からは満面の笑みで
「宣言して、スッキリしました!」
という若干早すぎる感想 (笑)
をいただきました。

 

彼女はおそらく脳の中で
家の片づけの一部が
「動画」的にできたのでしょう。

 

篠原教授はこのことを

 

「イメージは脳にとって
実際以上に『体験的』なのだ」

 

と解説されています。

 

さて、話を最初の質問に戻します。

 

質問3「今日片づける場所のプロセスと
ゴールのイメージはありますか?」

 

では、私たちは具体的に
何を行ったらよいのでしょうか?

 

それはかたづけの手順をできるかぎり
「言葉」で紙に書いてみると良いでしょう。

 

「1日1カ所15分」の片づけ手順
でも良いですし、例えばリビングなどの
一部屋やキッチンなどの一コーナーの
手順でもよいでしょう。

 

くり返し片づけていけば、徐々に
次のレベルの静止画や動画のイメージも
できてきて、自ずとあなたの片づける力は
アップしてくるのです。

 

さて、今週は片づけプロセスと
ゴールイメージを作ってから
片づけに取り組んでみてください。

 

かたづけ士 小松易

 

かたづけ士小松易が主宰するスッキリ・ラボ
http://www.sukkirilab.com/

 

 

――――――――――――――――――――
◎編集後記
――――――――――――――――――――

頭の中に静止画…そして動画をイメージする
これは「具体的に」考えないとできません。

 

以前も、ここで書いたかもしれませんが、
世界的な経営コンサルタントの大前研一氏が

 

「どんなに有能な人でも
抽象的な計画は実行できない」

 

と言っているように「片づけ」も
具体的に考える、イメージすることが
行動において重要なのだと思います。

 

そしてもう1つ、言葉で「紙に書くこと」

 

これ、やった事ない方は、
ぜひやってほしいと思うのですが、、、

 

人間というのは、自分の考えている事が、
実は結構わかっていないものなんです。

 

これが、紙に書き出す…という過程で
頭の中が整理されたり、新たに自分が
気づかなかった事に気づく事があります。

 

こればっかりは、やってもらわないと
わからないので…もう今すぐに紙とペンを
用意して、片づけの手順を言葉で
書いてみてください…としか言えません。

 

断捨離とは選択・決断。

 

そして、それはモノの片づけに
限ったことではありませんので、
ぜひ自分自身で行動、アクションを
起こすという選択をしてみては?

 

―安永周平

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

小松易

日本初の「かたづけ士」
『かたづけを通じて人生を変えるコンサルティング』スッキリ・ラボ 代表

大学在学中にアイルランドへ留学し、トランク1つで生活できたことに衝撃を受けて帰国。物を持たない自由と幸せを実感し、自然とかたづけに意識が向くようになる。大学卒業後は建設会社に入社し、現場でかたづけの重要性を学ぶ。その経験から、プライベートで知人にかたづけを教え、かたづけのさらなる可能性を実感する。株式会社フジタを退社後の2005年、"かたづけ"を通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は経営者・企業向けに"かたづけ"のコンサルティング、セミナー活動を行う。今まで延べ2万人以上にかたづけ講演・研修を行っている。その活動は、「ガイアの夜明け」(テレビ東京)、「ドキュメント20min」「サラリーマンNEO」「めざせ!会社の星」「助けて!きわめびと」(NHK)などに取り上げられ、反響を呼んでいる。

著書はシリーズ累計47万部『たった1分で人生が変わる片づけの習慣』(KADOKAWA /中経出版)、『「すぐやる人」になる1分片づけ術』(日本経済新聞出版社)ほか多数。最新刊は『「かたづけ思考」こそ最強の問題解決』(PHP研究所)。「近代セールス」「月刊不動産流通」「東商新聞」などで連載実績あり。「やましたひでこ断捨離メールマガジン」などで連載記事を執筆中。

 

 

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