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2013・6・29　 No.639

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◆今日の断捨離　「みことば通信13_運は肩次第」

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FROM　三枝陽子

ごきげんさまです。

『断捨離』編集担当、
北海道断捨離会の
三枝（さえぐさ）陽子です。

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＞http://dansharikai.net/

肩入れ　肩がこる　肩書き　肩で風を切る
肩すかし　肩の荷を降ろす　肩を並べる
肩身が狭い　肩をかわす　肩にかかる　肩をたたく…

肩の身言葉というと
このあたりが思いつきますが、
最近ではめっきり
使われなくなった言葉を知りました。

「肩が良い」「肩が悪い」「肩次第」

という言葉。

さて、これは何を意味する身言葉でしょうか？

ちなみに、いまこの身言葉を
検索してみても、
野球選手の肩に絡んだ
情報しか出てきませんよ～（笑）

ーーー

実は、これらは元々、
どれも「運」を表す身言葉。

「肩が良い」人は、運が良い。
「肩が悪い」人は、運が悪い。
つまりは、運は「肩次第」。

江戸時代頃まで、人間の両肩には、
倶生神（ぐしょうしん、くしょうじん）
という神さまがいると信じられていました。

元はインドの神さまで、
中国仏教の影響を受けつつ、
日本にも入ってきたようです。

倶生神は、冥界の王・閻魔さまに
生前の悪行と善行を報告するために
記録している、二神セットの神さま。
人間一人一人に宿っています。

右肩＝女の神さま→悪行チェック
左肩＝男の神さま→善行チェック

というように。

閻魔さまが冥界で裁判を行う時、
肩から下りて漏らさず報告するそうな。

肩の神さまとは、
冥界のリーク担当ということ！？

ーーー

現代では「肩＝運」という
イメージはほぼ消えかかっています。

でも「肩が凝る」とか
「肩肘張って」とか
「肩に力が入る」とか…

肩が硬くなっていると良くない、
ということだけは、現代人の誰もが
カラダでわかっていますね。

また「肩を落とす」とは
落胆しているさまを表す身言葉ですが、
人間はリラックスすると
「肩が落ちる」。

この「肩が落ちる」姿勢は
体軸が作りやすいのでとてもいい。
また逆もしかり。

つまり肩は
「落とす」のではなく
自然と「落ちる」のが正しいようで。

体軸とは、いわば「カラダの自分軸」。
「知情意」が強化・調整されたら、
肩が落ちてくるのだとしたら、
断捨離で「思考・感情・感覚」を磨いたら
肩も落ちてくるかもしれません。

ひょっとして…肩が落ちるのは、
倶生神が肩の上に乗るからだったりして！

今度、試しに話しかけてみようかな。

【今週ダンシャッたモノ：
土鍋の内蓋（割ってしまいました、、、）】

断捨離編集担当：三枝

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