断捨離® | やましたひでこ公式サイト

断捨離®の著者、やましたひでこの公式サイト

 

ホーム  /  【三枝陽子】腹立ち紛れに捨てる

2013/06/01(土)

【三枝陽子】腹立ち紛れに捨てる

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 三枝陽子

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
やましたひでこ公式メールマガジン「断捨離」
2013・6・1  No.611

<メルマガ登録>
※PC:こちら からご登録ください。
※携帯:こちらから空メールをお送りください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

——————————————————————–

◆今日の断捨離 「みことば通信9_腹立ち紛れに捨てる」

——————————————————————–

 

FROM 三枝陽子

 

ごきげんさまです。

 

『断捨離』編集担当、
北海道断捨離会の三枝(さえぐさ)陽子です。

 

※あなたのお近くの断捨離会は
こちら>http://dansharikai.net/

 

考え・思い・感じる身体を捉え直すには、
身言葉を整理するのがおもしろい。

 

怒りを表す身言葉も、いろいろ。

 

1.「腹がたつ」
2.「頭にくる」
3.「むかつく」

 

さて、あなたにとって怒りを表す言葉、
どれが一番しっくりくるでしょう?

 

ーーー

 

『からだことば』(立川昭二・著)に、
鋭い分析があります。

 

江戸時代の人は、
「身体で一番大切なところ」と聞かれたら
「腹」や「胸」と答えたのだと。

 

一方、最近では一番多いのは
「頭」あるいは「脳」という答え。

 

かつての日本人は、
考えたり思ったりする中心が
「腹」や「胸」にある
という感覚を持っていたのです。

 

だから、怒った時に咄嗟に出てくる言葉が
「腹がたつ」なのであれば、
比較的、古風な日本人らしい
身体感覚を持っていると
言えるのではないでしょうか。

 

ーーー

 

立川氏によると、日本人が頭で
ものを考えがちになったのは明治以降のこと。

 

それが如実に現れているのが、
夏目漱石の文学だと。

 

漱石の小説には
「頭」や「脳」の身言葉が頻出します。

 

漱石が神経症で悩まされていたこと、
日本でいち早く、近代西洋型思考を持ち込んだ
ということと大いに関係がありそうです。

 

ーー

 

断捨離しはじめて、
モノを通じて自分と対峙するようになると

 

「家中なんで、こんなガラクタばかり!
なんで、こんなに買い込んで!
…腹立ちまぎれにモノを捨てました」

 

なんて言う人がよくいます。

 

では、
「腹立ちまぎれに」を
「頭にきながら」と言い換えると
どうでしょう?

 

なんだか、
「頭にきながら」だと
”イライラ”程度で軽い感じですよね?

 

やっぱりこれは、どう考えても
「腹立ちまぎれに」
としか言いようがないのだと思うのです。

 

身体から、腹の底から、沸き起こってくる、
どうしようもなく、ほとばしる怒りの感情。

 

それが、「腹が立つ」という怒りなのです。

 

 

【今週ダンシャッたモノ:
冷蔵庫の中の不要なモノ、一切合切】

 

 

 

断捨離編集担当:三枝

 

 

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪

 

 

 

 

 

この記事の執筆者について

 

三枝陽子

準備中

 

 

メールアドレス(必須):

 

下記の注意事項に同意の上、お申し込みください。

 

 

執筆者一覧

 

 

 

最近の投稿

 

サイト内検索

 

 

記事一覧

 

 

 

断捨離®塾について

外部サイト