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2013/04/13(土)

【三枝陽子】「みことば通信2_“目から鱗”」

カテゴリー:メルマガバックナンバー, 三枝陽子

 

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2013・4・13  No.561

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◆今日の断捨離 「みことば通信2_“目から鱗”」

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FROM 三枝陽子

 

ごきげんさまです。

 

『断捨離』編集担当、
北海道断捨離会の
三枝(さえぐさ)陽子です。

 

断捨離セミナーを初めて受講した方や
本を読まれた方が、
決まり文句のようにおっしゃる言葉。
それが”目から鱗”。

 

これまで「片づけられない」
と思っていたのに、
まるでスイッチが入ったかのように
モノを捨てだした、という方も
少なくありません。

 

ーーー

 

この「目から鱗が落ちる」の語源を、
あなたはご存知ですか?

 

それがちょっと意外なのです。

 

実は、新約聖書の一節、

 

「かの眼より鱗の如きものおちて
再び見ることを得」

 

から来ているのです。

 

ーーー

 

「目から鱗が落ちる」とは、
新約聖書の著者の一人で、
かつてキリスト教を弾圧していたパウロが、
復活後のイエス・キリストのお告げにより、
キリスト教に改宗した瞬間のこと。

 

「パウロの回心」とも呼ばれています。

 

回心にあたって、キリストは二度、
パウロの”目の前”に現れました。

 

”一度目”は、パウロの目を
光で失明させて混乱に陥れます。

 

しかし、その後また現れ、
視力を復活させています。

 

こうしてキリストの復活を
”目の当たり”にしたパウロは
180度転向し、
キリスト教の布教活動に
生涯を捧げることになります。

 

のちにパウロが語りぐさのように
言ったこと。

 

「私がイエス・キリストを選んだのではなく、
イエス・キリストが私を選んだ」

 

ーーー

 

私は、クリスチャンではないのですが、
あらゆる聖典や神話など、
長く語り継がれてきているものには
なにがしかの「真理」があると信じています。
歴史的な「事実」以上に。

 

ですから、回心のプロセスとして、

 

1.一度失明して大混乱した後、視力が復活している
2.視力復活の際、目から鱗のようなものが
落ちるほど”世界観”が変わった
3.この回心を、自分の意志ではなく、
大いなる存在の意志によるものだと感じた

 

という3点において、
この「パウロの回心」を興味深く思います。

 

(なお、「大いなる存在」を、
ここではあえて大きく捉え、
自然を司る神計らいの領域、
生命のメカニズム、と捉えてみます)

 

断捨離と出会い、
”目から鱗”と感じたあなたは、
ひょっとすると、パウロのような
回心体験をしたのかも、
というと大げさでしょうか。
(ちなみに回心とは、
自らの罪を認め神に立ち返ること)

 

ーーー

 

1.はまるで東洋医学で言うところの
「めんげん」「好転反応」のようです。
ご存知のとおり、
体調などが改善する前の、
激しい身体反応のこと。

 

しかし面白いもの、
実際「めんげん」とは、
漢字にすると、
「瞑想」の「瞑」に、
「眼が眩む」の「眩」
と書くのですから。

 

(引き続き次回も、
”目”の考察をしていきます)

 

 

【今週ダンシャッたモノ:
干涸びた牛蒡(コンポストへ…)】

 

 

 

断捨離編集担当:三枝

 

 

 

 

What’s danshari ?  Let’s danshari !  Viva danshari ♪
_______________________________________________

 

 

 

 

 

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三枝陽子

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