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2011/11/30(水)

【川畑のぶこ】離れてみてわかるもの

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2011・11・30 No.61

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FROM:川畑のぶこ

ごきげんさまです。
断捨離伝道師&心理療法家の川畑のぶこです。

我が家のリビングとダイニングの照明には、
電球が一つしかありません。

なぜ、このようなことに・・・

今日は、そんな話題を。

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◆川畑コラム 離れてみてわかるもの

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断捨離の「離」は煩わしさや執着から離れること

ただし、私が切に感じるのは
「離れてみて初めて(or 改めて)わかる価値」

たとえば、現在我が家のリビングルームの天井には、
私のお気に入りの照明器具が取り付けられている

なんとな~く、デザインが素敵だから、
部屋を明るくするという機能的ニーズは後回しにして選んだものだ

何せモノを選ぶときには、
雰囲気とかフィーリングの優先順位が高いもんで

ちなみにこの照明器具、電球のアプリケーターは8個ある

8個あるから、何の疑いも無く、
8個の電球をセッティングしていた

東日本大震災までは。。。

震災後の電力供給不足問題を機に、
節電対策よろしくあたふたとこの天井照明から
いくつか電球を外すことになるのだけど

まず、2個外してみたところ、まだ明るい

つぎに4個外してみたが、それでもまだ明るい

6個外してみても、これまた全く問題ない

で、結局1個だけ残して全部外してみたところ

なんと、これでいけてしまったのだ

う~ん、まだまだ断捨離できるところはあったのだねぇ。。。

ダイニングもこれに倣い電球1個

これで全く問題無く生活ができてしまった

実に収納は不要なモノを吸い込む化け物だ

無論、全てを外しては真っ暗闇なわけで、生活は機能しない

1つは必要だ

そしてそれが最後の1つになったときに

その1つの灯りのありがたさを知るに至る

エジソン万歳!先人の知恵を絶賛するのだ

翌月から我が家の電気代は半額以下となった

福島原発が機能しなくても関東の供給は間に合った

私たちに本当に必要なものは何だろう

考えるきっかけにもなった

東京タワーの灯が消え、漆黒が広がったなら

この街にも星が降るのだと知った

そしたら上を向いて歩きたくなった。。。

離れることは辛いこともある

だけれど、離れてみないとわからない大切なものもある

人間って不器用だからね。。。

川畑のぶこ

 

 

 

 

 

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